タイ・バンコク発韓国・務安(ムアン)行きの韓国チェジュ航空機が12月29日午前9時過ぎ、韓国南西部・全羅南道の務安国際空港で、着陸に失敗し、滑走路の外壁に衝突して炎上、機体が大破した。乗客乗員181人のうち2人は救助されたが、残る男女179人の死亡が確認された。
韓国政府によると、乗客は175人で韓国人が173人、タイ人が2人。日本人が搭乗していたとの情報はない。救助された2人は乗務員で、ソウル市内などの病院に搬送された。
韓国政府は事故原因について、特定していないとしたうえで、「バーごストライク」が関わっているとの見方を示している。韓国メディアによると、韓国の航空機事故の死者数では過去3番目で、韓国内での事故としては最悪の被害となった。