大阪高裁 森友学園巡る財務省文書改ざん不開示取り消す判決

大阪高等裁判所は1月30日、森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫氏(当時54)の妻、雅子さんが国に関連文書の開示を求めた裁判で、大阪地裁の1審とは逆に、国が文書の存在も明らかにせず不開示とした決定は違法だとして、取り消す判決を言い渡した。
大阪高裁の牧賢二裁判長は「不開示を決定した時点で事件の捜査は集結していて、捜査に支障を及ぼすおそれがあるとはいえない」と指摘している。

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