人口「自然減」過去最大の89万人 18年連続 外国人は増加

総務省は4月14日、2024年10月1日時点の日本の総人口推計(外国人含む)を発表した。総人口は前年比55万人(0.44%)減の1億2,380万2,000人で、14年連続で減少した。出生児数が死亡者数を下回る「自然減」は18年連続で、減少幅は過去最大の89万人だった。一方、外国人の入国者数は出国者数を34万2,000人上回り、国内への転入超過数は3年連続増加した。
総人口のうち、日本人は89万8,000人減の1億2,029万6,000人で、外国人は350万6,000人だった。日本の総人口は2008年の1億2,808万4,000人をピークに減少傾向が続いている。2024年の出生時数は71万7,000人(前年比4万1,000人減)、死亡者数は160万7,000人(同1万2,000増)で、自然減が続いている。

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