第75代横綱誕生 大の里”唯一無二”の横綱目指す

石川県・津幡町出身の大関大の里(24)(本名・中村泰輝)の横綱昇進が5月28日、日本相撲協会が東京・両国国技館で開いた臨時理事会で満場一致で正式に決定した。これを受け、茨城県の二所ノ関部屋に使者が派遣され、伝えられた。師匠の二所ノ関親方親方(元横綱稀勢の里)とともに、使者を迎え入れた大の里は「”唯一無二”の横綱を目指します」と述べ、使者の横綱決定の口上に応えた。
幕下10枚目格付け出しでの初土俵から、所要わずか13場所での横綱昇進は、年6場所制となった1958年以降では輪島の21場所を抜き最速。日本出身の新横綱は師匠の稀勢の里以来、8年ぶり。

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