中国で拘束 製薬会社の日本人 ”スパイ罪”で7/16判決へ

外務省によると、中国でスパイ行為に関わったとして2023年、帰国直前、拘束され、その後スパイ罪で起訴された大手製薬会社、アステラス製薬の60代の日本人男性社員の判決が、7月16日午前、北京の裁判所で言い渡されることになった。外務省に9日、中国側から連絡が入ったという。
この初公判は非公開で行われ、男性のどのような行為が罪に問われているのか?明らかになっていない。日本側はこれまで日中首脳会議や外相会議などを通して、この男性の早期の解放を求めてきたが、叶わなかった。
中国側は2014年に反スパイ法を施行して外国人に対する監視を強め、日本人もこれまでスパイ行為に関わったなどとして17人が拘束され、11人に実刑判決が言い渡されている。

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