円相場 一時150円台後半に値下がり NY外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場は7月31日、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、およそ4カ月ぶりに1ドル=150円台後半まで値下がりした。
これは日銀の植田総裁の、早期の追加利上げがないことを示唆する発言に加え、トランプ大統領の速やかな利下げ要請にもかかわらず、FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が早期の利下げに慎重な姿勢を崩さなかったことで、当分日米の金利差が縮まりにくい状態が続くとの観測が広がったため。

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