ホンダは12月11日、2027年度に国内でAI(人工知能)を活用した自動運転機能を搭載したハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)を発売することを明らかにした。新システムはホンダが出資する米新興企業「ヘルムAI」のAIに、自社で培った自動運転のノウハウを組み合わせて開発する。
2027年度にスポーツ用多目的車(SUV)「ヴェゼル」のHVと、EV「サルーン」に搭載する。その後、軽自動車などへの採用も想定する。
AIを搭載した自動運転車はエンジン車よりも電子制御が中心のEVの方が採用しやすい。だが、ホンダはエンジンを搭載するHVでも運用できる技術を開発し、量産化にめどをつけた。