中国小売 6カ月連続伸び率鈍化 内需低迷

中国国家統計局は12月15日、11月の主要経済統計を発表した。内需の動向を示す小売売上高は前年同月比1.3%増で、10月の2.9%増から大幅に鈍化した。その結果、6カ月連続の伸び率縮小となり、新型コロナウイルスの感染拡大で消費が落ち込んだ2022年12月以来、約3年ぶりの低水準となった。
不動産不況が長期化し、内需低迷が鮮明になっている。品目別では家電やAV機器が19.4%減、自動車が8.3%減のほか、たばこや酒は3.4%減、日用品は0.8%減などとなった。

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