世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に、新たに東京科学大と、条件付きで京都大学が選ばれる見通しとなった。東京大は採否が保留された。文部科学省が12月19日発表した。
国際卓越研究大学は、約10兆円の「大学ファンド」の運用益から年間数百億円規模の助成を最長25年受けられる。1回目の公募では昨年、東北大が初認定されている。今回は2回目で国・私立の8校が応募した。大阪大、早稲田大、九州大、筑波大、名古屋大の5校は選ばれなかった。東京科学大2024年10月、東京工業大と東京医科歯科大が統合して誕生。