オープンAIは、対話型AI(人工知能)「チャットGPT」のサービス上で広告表示を始めると発表した。利用者の9割以上を占めるとされる無料会員の収益化を図り、サブスクリプション(定額制)に頼る事業構造を転換する。
無料プランと新設する月額8ドルの低価格プランを対象に、数週間以内に米国で試験的に導入する。利用者の質問内容に応じて関連性の高い広告を表示し、18歳未満の利用者には表示しない。
チャットGPTの1週間あたりの利用者は8億人を超えているが、収益に貢献する有料会員は5%程度とされる。オープンAIの月間売上高は約17億ドル(約3,000億円)で、今後8年間で1.4兆ドルを投資に振り向ける計画。膨らむ先行投資を回収するために、収益基盤の強化が課題となっている。