「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

iPS細胞の再生医療2製品 厚労相が承認

上野賢一郎厚生労働相は3月6日、iPS細胞を用いた2つの再生医療製品を条件・期限付きで薬事承認したと発表した。承認されたのは、大阪大学発スタートアップ、クオリプスの重い心不全患者向けの心筋細胞シート「リハート」と、住友ファーマのパーキンソン病患者向けの「アムシェプリ」。夏ごろ市販される見通し。iPS細胞を使った製品の実用化は世界初。

ホンダ 米国生産2モデル日本導入, 26年発売

ホンダは3月5日、米国で生産する「ACURA INTEGRA TypeS(アキュラ インテグラ タイプエス)」と、「PASSPORT TRAIL SPORT ELITE(パスポート スポーツ エリート)」の2モデルを日本市場に導入し、2026年後半より順次発売すると発表した。
今回の導入は、国土交通省が新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度を活用したもの。日本市場で多様なニーズの応えるラインアップの充実を図る。

中国 BYDがわずか9分で満充電の新型電池

中国の自動車大手、比亜迪(BYD)は3月5日、本拠の広東省深圳市で電気自動車(EV)向けなどで性能を大幅に高めた新型の電池を発表した。この電池は満充電までの所要時間がわずか約9分と、従来より大幅に短縮できる。まず11車種に搭載する。低迷する国内販売で消費者心理を刺激、需要を喚起する。

半導体大手のロームにデンソーが買収提案

半導体大手のロームは3月6日、自動車部品大手のデンソーから買収提案を受けていることを明らかにした。
ロームによると、デンソーからは複数の提案を受け取っており、その中には最大で全株式を取得する案も含まれている。現在、デンソーが保有するローム株は約5%。ロームの時価総額は1兆円を超えており、全株取得となると大型の買収案件となる。
ロームは、自動車や産業機器などの電力を制御するパワー半導体の分野の有力メーカー。

東急ホテルズ 会員3,400万人のGHAに加盟

東急ホテルズ&リゾーツ(本社:東京都渋谷区)は3月4日、国際的なホテル連携組織「グローバル・ホテル・アライアンス(GHA)」に加盟したと発表した。国内ホテルがGHAに参加するのは初めて。
GHAはおよそ100カ国、約50のホテルブランドが加盟し、950以上のホテルがある。同組織の会員数は3,400万人に上り、優待価格で加盟ホテルに宿泊できるため、多様な地域から訪日客を誘致できる。

スギHD モンゴルで合弁 市場深耕へ出店も

ドラッグストア「スギ薬局」を運営するスギホールディングス(HD)は3月4日、モンゴルに本社を置き、健康・美容品販売を手掛けるアサヤケ、サンプル製造の本州印刷(本社:大阪市)とともに、同国に合弁会社を設立すると発表した。
合弁新会社への出資比率はスギHD88%、アサヤケと本州印刷が各6%。スギHDは2024年にアサヤケと業務提携を発表。首都ウランバートル市に旗艦店を出店している。モンゴルで拡大しつつある美容品をはじめ、日本製品の浸透を目指し、出店も検討する。

ホンダ 中国産EVを日本で今春にも輸入販売

ホンダは中国で生産する電気自動車(EV)を、日本に輸入して今春にも販売を始める。2022年に中国で立ち上げたEV専用ブランド「eN(イーエヌ)」の車両をベースに日本の仕様に対応して販売する。国内向けのブランド名は「インサイト」とする方針。
日本車メーカーが、中国生産のEVを輸入販売するのは初めて。

カネカ タンデム型で変換効率40%目指す

カネカは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「グリーンイノベーション基金事業/次世代型タンデム太陽電池量産技術実証事業」に採択された。変換効率40%以上の高効率化に挑み、従来の結晶シリコン太陽電池よりも低い発電コストの実現を目指す。2028年度にはタンデム型ペロブスカイト太陽電池の製品販売を開始する計画。
タンデム型ペロブスカイト太陽電池は、カネカが生産するヘテロ接合型結晶シリコン太陽電池に、ペロブスカイト太陽電池を重ねる。その結果、それぞれが異なる波長の光を吸収することで、従来よりも高い変換効率と高耐久性を実現する。
屋根や壁などの住宅(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス=ZEH)、ビル(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル=ZEB)向けの実証試験を行う。