月別アーカイブ: 2017年7月

横河電機 シンガポールから水処理管理システム受注

横河電機 シンガポールから水処理管理システム受注

横河電機(本社:東京都武蔵野市)は、子会社のヨコガワ・エンジニアリング・アジア(本社:シンガポール)が、シンガポール公益事業庁から同庁の業務の信頼性と生産性を高める水処理関連施設の設備管理システムを受注した。統合設備管理システムの構築、導入、保守を担当する。
今回構築する統合設備管理システムは同国の水道、再生水、雨水管理施設を管理するもので、障害報告、保守計画などの情報や、各種レポートを一括で管理し、設備のライフサイクルにわたる保守体制を強化するもの。2019年10月までに設置を完了する予定。

フジタ・東京建物 ヤンゴンで大規模複合開発事業

フジタ・東京建物 ヤンゴンで大規模複合開発事業

フジタ(本社:東京都渋谷区)、東京建物(東京都中央区)は、ミャンマーの大手企業グル-プ、Ayeyar Hinthar Holdings Co.,Ltd.傘下のYangon Technical&Trading Co.,Ltd.とともに現地での投資許可を取得し、ミャンマー・ヤンゴン市中心部における大規模複合開発事業に着手した。
同事業は、ヤンゴン市中心部の軍事博物館跡地約1万6000平方㍍の敷地に、新たにハイグレードのオフィスビル、商業施設およびホテルを開発・運営する大規模開発事業で、2020年竣工を予定。総延床面積は約9万2000平方㍍、総事業費は最大で約3億3250万米㌦(約377億円)と見込んでいる。

リオン ベトナム民間航空局と技術協力の覚書

リオン ベトナム民間航空局と技術協力の覚書

リオン(本社:東京都国分寺市)はこのほど、ベトナム民間航空局(CAAV)と、ベトナムにおける航空機騒音の監視および測定技術の確立に向けた技術協力および協働について覚書を締結した。
この覚書は長期にわたる両社の協力を創出するという相互の意思を確認したものとなり、同社はベトナムの航空機騒音測定方法と評価のマニュアルの開発、空港周辺の騒音レベルの監視などに関して、ベトナムCAAVに技術協力と援助を提供していく。これにより、ベトナムの空港への航空機騒音監視装置の導入を目指す。
CAAVはベトナム交通省の航空管轄機関。

ベトナムが南シナ海・南沙諸島で石油掘削事業

ベトナムが南シナ海・南沙諸島で石油掘削事業

ベトナム6月下旬から、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の西側にある「バンガード堆(たい)」と呼ばれる場所の近くで、スペイン企業などとともに、石油掘削事業を開始した。
同国外務省のハン報道官が7月28日の会見で明らかにした。ハン氏は「国連海洋法条約を含む国際法のもと、ベトナムの主権下にある海域での行動」とし、一方的に同海域の管轄権を主張する中国を念頭に、「ベトナムの法的権利を尊重し、南シナ海の平和維持に貢献するよう求める」と語っている。英BBCなどが報じた。

SOMPO HD インドネシアで自動車整備事業開始

SOMPO HD インドネシアで自動車整備事業開始

SOMPOホールディングス(本店所在地:東京都新宿区)とインドネシア自動車販売大手のインドモービルグループのPT Indobuana Autorayaとの合弁会社、PT Indomobil Sompo Japanは、インドネシアで自動車整備事業を開始する。
第一弾として8月1日に西ジャワ州ブカシ市で自動車鈑金塗装工場「AUTOGLAD」を開業する予定。同整備工場の敷地面積は4000平方㍍、修理可能台数は月約400台。第1号店の実績や市場動向などを踏まえ、インドモービルグループとともに、今後の事業展開を検討していく・

日東精工 磯貝鋲螺の関連会社から一部事業譲受

日東精工  磯貝鋲螺の関連会社から一部事業譲受

日東精工(本社:京都府綾部市)は、インドネシアの連結子会社PT.NITTO ALAM INDONESIA(以下、NAI社)が磯貝鋲螺工業(以下、磯貝鋲螺)の関連会社でインドネシアに所在するPT.ISOGAI INDONESIAのねじ製造および販売事業の一部を譲り受けることで契約を締結した。
NAI社は今後、今回の事業譲受で保有する工場を、自動車業界を中心とした特殊冷間圧造部品、並びに太物ボルト・ねじ工場と位置付け、製品供給体制を整えていく。

東芝 比火力発電所とIoTによる発電効率向上など覚書

東芝 比火力発電所とIoTによる発電効率向上など覚書

東芝はフィリピンの大手財閥DMCIホールディングスの火力発電事業会社Sem-Calaca Power Corp.(以下、SCPC社)と、同社がフィリピンのルソン島南部で運営するカラカ火力発電所についての発電効率向上、IoT技術を活用した予兆監視や発電設備の寿命延長を含むトータルアセットマネジメントサービスに関する提携に合意し、覚書を締結した。
この覚書で合意した項目について、両社はIoT技術を活用した機器の故障や劣化の予兆監視、発電設備の寿命延長、運転・管理能力強化を目的とした人材トレーニングおよび補修・維持能力の強化を順次実施していく。
カラカ火力発電所は1号機から4号機で構成される総出力900MW(㍋㍗)の石炭火力発電所。

JICA ジャカルタの地盤沈下対策を支援 10月から実施

JICA ジャカルタの地盤沈下対策を支援 10月から実施

国際協力機構(JICA)は7月27日、インドネシアの首都ジャカルタで同国政府との間で、開発計画調査型技術協力「ジャカルタ地盤沈下対策プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
この事業はジャカルタで深刻化する、地下水の過剰揚水などによる地盤地価への対策を進めるために、インドネシア側の実施体制を整備し、対策にな必要なアクションプランを策定することにより、地盤沈下対策の促進・強化とともに、実施機関の人材育成にも寄与することを目的としている。
同事業の実施予定期間は2017年10月から2020年9月。実施機関はインドネシア公共事業・国民住宅省水資源総局、対象地域はジャカルタ特別州。

大阪市水道局 ベトナム・HCM市水道の漏水改善事業

大阪市水道局 ベトナム・HCM市水道の漏水改善事業

大阪市水道局はタブチ(大阪市平野区)と共同で、ベトナム・ホーチミン(HCM)市水道の漏水改善に向け、「給水装置施工技術普及促進事業」を開始する。同事業は国際協力機構(JICA)「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に提案し、採択を受けたもの。
配水管から給水管を分岐するために用いるサドル付分水栓の取り付けに係る施工ライセンス制度の導入を図るなど給水装置工事の施工監理能力の向上を目的としている。漏水率の改善に向け、ソフト・ハード両面にわたる支援を行う。2017年8月1日に契約締結し、2~5日に第1回現地調査が行われる。同事業の実施期間は2018年12月28日まで。

平均寿命最高更新 日本は男女とも2位 首位香港

平均寿命最高更新 日本は男女とも世界2位 首位香港

厚生労働省が7月27日発表した「簡易生命表」によると、2016年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が80.98歳となり、いずれも過去最高を更新した。女性は2年連続で世界2位、男性は前年の4位から2位に上がった。
主な国・地域と比較すると、女性は1位が香港で87.34歳、日本が2位で、3位以下はスペイン(85.42歳)、フランス(85.4歳)の順。男性の1位は香港で81.32歳、日本は2位で、3位はキプロス(80.9歳)、アイスランドとスイスはいずれも80.7歳で4位だった。