農水・経産省合同で輸出チーム 農産品1兆円達成へ連携
斎藤健農水相は7月27日、農林水産省と経済産業省が合同で、農林水産物や食品の輸出を促進するためのチームを同日付で創設したと発表した。政府は2019年に農産品の輸出額を1兆円にする目標を掲げており、達成に向けて両省の連携をさらに強化する。
泉州タオルでギネス世界記録に挑戦 泉佐野市
大阪・泉佐野市で7月29日、市制70周年を記念して、特産の泉州タオルを使い、手でつなぎ、その参加人数でギネス世界記録に挑戦するイベントが行われた。しかし、1646人が参加して達成したイタリアの現在のギネス世界記録を更新することはできなかった。
この挑戦は「ロンゲスト・ヒューマン・タオルチェーン」と呼ばれ、世界各地で行われている。重ね合わせたタオルの端を両方の手で握り、5分間離さず、つなぎ続けたときの参加人数を競うもの。
今回会場では子どもから大人まで2047人が参加。真剣な表情で泉州タオルを握って、ギネス世界記録に挑戦したが、新記録の達成はならなかった。
ジーンテクノS 中国の長生バイオとの提携を解消
バイオ医薬品などを手掛けるジーンテクノサイエンス(本社:札幌市中央区)は7月27日、長春長生生物科技有限責任公司(以下、長生バイオ)との中国市場におけるアダリムマブバイオ後続品(以下、バイオシミラー)の共同事業化提携を解消する方針を決めたと発表した。
解消の理由は、長生バイオが同社の狂犬病ワクチン製造事業で法律違反行為が見つかり、これに端を発した一連の不祥事が発覚したため。現在、中国政府による調査が進行中で、最終の処分内容は決定していない。ただ、長生バイオの法律違反行為は企業体質に重要な問題があると捉えており、提携パートナーとして適さないと判断した。
住友商事 東南アジアのデジタル広告業界へ参画
住友商事(本社:東京都中央区)は、東南アジア中心に主にモバイルキャリア事業を展開しているAxiata Group Berhad(アジアータ・グループ)の企業で、デジタル広告事業を手掛けるAxiata Dijital Advertising社(本社:マレーシア・クアラルンプール、以下、ADA社)へ出資した。出資金額は2000万米ドル。
住友商事とADA社は、プラットフォームの高度化を通じ、マイクロファイナンス、送金、決済などを行うフィンテック事業やIoT事業など新しい事業の創出にも共同で取り組む。
東南アジアのデジタル広告市場は、2017年の27億ドルから2021年には53億ドルへ拡大する見込み。