初代大坂城の「豊臣石垣」公開施設の完成予想図公表

初代大坂城の「豊臣石垣」公開施設の完成予想図公表
 大阪市経済戦略局は2月21日、豊臣秀吉が築いた初代大坂城の「豊臣石垣」公開施設の完成予想図を公表した。公開施設は地上1階地下1階で、地下7㍍の地中に眠る石垣を展示。初代大坂城の映像も投射し、当時の様子を再現する。大坂夏の陣から400年の2015年に工事に着手し、16年中の完成を目指す。
 初代大坂城は大坂夏の陣で炎上。石垣部分は徳川二代将軍秀忠が「徳川の大坂城」を築城する際、盛り土で埋められたが、1984年に水道工事で偶然発見された。昨年から本格的な遺構調査実施していた。