大阪税関のまとめによると、2021年の関西2府4県の輸出額は前年比21%増の18兆6,025億円となり、3年ぶりにプラスに転じるとともに、これまでで最多だった2018を上回り、比較できる1978年以降で最高となった。
台湾向けを中心にスマートフォンや自動車に使われる半導体などの電子部品の輸出が大きく増えたほか、米国の堅調な住宅需要を背景に建設用機械などが増加しており、これらの輸出額が過去最高となった。
一方、2021年の輸入額は前年比17.8%増の15兆4,670億円となった。天然ガスの値上がりなどを背景に3年ぶりにプラスに転じた。