東急建設 バングラデシュ初の地下鉄工事を受注

東急建設(本社:東京都渋谷区)は11月29日、バングラデシュで日本のODA(政府開発援助)によるダッカMRT1号線1工区車両基地造成工事を、ダッカ都市交通会社から受注し23日、首都ダッカで契約に調印したと発表した。同社をスポンサーとする共同企業体は、同事業における最初の工事、CP01工区(デポ造成工事)を約70億円(円換算額、予備費を含む)で受注した。工事は車両基地の土地整備を工期30カ月で実施、2025年竣工予定。
ダッカMRT1号線はバングラデシュ初の地下鉄で、ダッカ国際空港から住宅街のダッカ北東部のボシュンドラや東部バッダを経由し、国鉄のダッカ中央駅のある南部カムラプールまで南北に延びる空港線。ニュータウン開発計画があるプルバチョールまで延びる支線の整備も予定されている。

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