1月訪日外客 前年比84倍の149万人 コロナ前の55%

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、1月の訪日外客数は前年同月比約84倍の149万7,300人だった。2022年12月の約137万人を上回り、前月との比較では7カ月連続の増加となった。コロナ禍前の2019年1月実績と比べると、55.7%に相当する水準に戻した。訪日外客数は回復基調が続いているが、本格回復はまだ道半ばといえそうだ。
1月の訪日外客を国・地域別でみると、韓国が56万5,200人で最多。以下、台湾が25万9,300人、香港が15万1,900人、米国が8万8,100人で続いている。コロナ禍前に訪日外客数全体の約3割を占めた中国本土からはまだわずか3万1,200人にとどまっている。

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