在原業平作の観音菩薩像 奈良国立博物館で公開

国の重要文化財に指定されている奈良市の不退寺の本尊、聖観音菩薩立像の修理が終わり、3月21日から奈良市の奈良国立博物館で特別公開されている。5月14日まで。
高さ1m90cmほどのこの仏像は平安時代の歌人、在原業平がつくったという言い伝えがあり、「業平観音」と呼ばれている。
会場では隣に、最近の調査で対の仏像としてつくられたことが分かった像が並べられ、置かれている。この2体明治時代以降、離れ離れになり、今回の展示が138年ぶりでの再会になるという。

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