日本板硝子 韓国での薄型パネル用ガラス成形事業から撤退

日本板硝子は5月29日、韓国での薄型パネル用ガラスの成形から撤退すると発表した。同社の韓国のガラス成形子会社の2022年12月期の純利益は前期比64%減の4億9,400万円にとどまった。この要因は販売量の減少と工場の稼働率の低下。これに加えて、韓国での需要見通しも振るわないことから撤退を決めた。同韓国子会社は6月末に生産を停止し、7月末に解散する予定。ガラス成形は需要の伸びが見込まれる中国に経営資源を集中する。

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