1〜6月刑法犯21.1%増の33.3万件で21年ぶり増加 警察庁まとめ

警察庁のまとめによると、2023年1〜6月の全国の警察が認知した刑法犯は前年同期比21.1%増の33万3,003件(暫定値)に上った。刑法犯は通年では2022年、20年ぶりに増加に転じたが、上半期では21年ぶりに増えた。
「街頭犯罪」や「侵入犯罪」の増加が目立った。内訳をみると、自転車盗、路上での傷害、暴行などの街頭犯罪は前年同期比29.7%増の11万744件、”闇バイト”など侵入強盗・侵入盗などの侵入犯罪は同28.0%増の2万7,741件だった。
刑法犯全体の摘発件数は、前年同期比4.9%増の12万5,335件。検挙率は5.9ポイント減の37.6%だった。

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