国土交通省は9月19日、2023年の基準地価を公表した。住宅地や商業地など全用途の全国平均が前年比1.0%上がり、2年連続のプラスだった。これは全国2万1,381地点の地価動向を調べたもの。
住宅地の全国平均は前年比0.7%伸びた。商業地は1.5%上がり、いずれも2年連続の上昇となった。地方圏も全用途平均、住宅地、商業地がそれぞれプラスに転じた。
三大都市圏の全用途平均は2019年の2.1%から2.7%に伸び率が拡大。地方圏は2029年のマイナス0.3%からプラス0.3%まで戻した。とくに住宅地は31年ぶりにプラスとなった。