近畿景況感1年半ぶりに悪化 製造・非製造業とも 日銀短観

日銀大阪支店が10月2日発表した近畿2府4県の9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業で前回6月調査から2ポイント下がり6となり、2022年3月以来1年半ぶりに悪化した。中国など海外経済の減速、人手不足、価格転嫁の一服などに伴い、製造業、非製造業とも悪化。先行きも悪化傾向が強く、関西経済の不透明感は増している。
業況判断指数DIは、景況感が「良い」と回答した企業の割合から、「悪い」と回答した企業の割合を差し引いたもの。

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