新潟県上越市で津波の高さ最大5.8mに到達 気象庁調査

気象庁が行った能登半島地震(M7.6、最大震度7)による津波の調査によると、陸地に押し寄せた津波の高さは新潟県上越市で最大5.8mに到達していたことが分かった。これは気象庁が石川、富山、新潟の3県で津波の痕跡が認められた19カ所を調査した結果、判明したもの。
陸上での最高到達点に相当する「遡上高」」は新潟県上越市の船見公園で5.9m、上越市直江津海水浴場で4.7mなどとなっている。建物に残った津波の痕跡などをもとに計算した「痕跡高」は能登町白丸で4.7m、珠洲市飯田港で4.3mなどが続いている。
陸上の津波の高さが1mを超えると木造住宅は半壊し、2mを超えるとほぼすべての木造住宅が全壊するといわれている。

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