日揮HD 神戸市にバイオものづくりの研究開発拠点 世界初

日揮ホールディングス(本社:横浜市西区、以下、日揮HD)は7月17日、神戸市のポートアイランドに世界初となるガス発酵によるバイオものづくりの研究開発拠点「バイオプロセス研究所」(所在地:神戸市中央区、通称:JBX)を新設することを決め、8月に研究棟の建設に着工すると発表した。加えて「統合型バイオファウンドリ(R)」事業で協業するバッカス・バイオイノベーション(本社:神戸市)の第三者割当増資を引き受け、協業関係をさらに強化した。
共同で微生物の開発・改良から生産プロセスの開発までをワンストップで手掛ける。これによりこれまで数十年かかっていた微生物の開発から商業化までの期間を1/10以下に短縮し、社会実装に向けた時間とコストを大幅に削減することを目指している。JBXの延床面積は約4,000㎡で、竣工は2025年12月の予定。研究が順調に進む前提で同用地内に2棟目(JBX2)の建設も計画している。

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