大阪府「宿泊税」最大200円引き上げへ 有識者会議が答申案

大阪府の有識者会議は8月30日、大阪府内でホテルなどに宿泊した人から徴収している「宿泊税」について、最大で200円引き上げるとする答申をまとめ、大阪府へ提出した。
具体的には現在、課税の対象を1泊7,000円以上としているのを5,000円以上に拡大したうえで、1万5,000円未満は200円、2万円未満は400円、2万円以上は500円(現行300円)に引き上げるとしている。これにより税収は現在の年間25億円余りからおよそ80億円に増える見込み。
大阪府は必要な条例の改正案を9月の定例府議会に提出し、早ければ2025年の大阪・関西万博の会期中にも適用したいとしている。

タグ: