IMF 米関税政策で25年世界成長0.5㌽下げ, 大幅減速 米0.9㌽

国際通貨基金(IMF)は4月22日、トランプ米大統領の高関税政策による影響を踏まえた世界経済見通しを発表した。2025年の世界全体の経済成長率は2.8%とし、1月時点の予測から0.5㌽引き下げた。米国は0.9㌽、中国は0.6㌽、ユーロ圏は0.2㌽、日本も0.5㌽引き下げられ、トランプ氏による「相互関税」などの導入が、大幅な成長の減速をもたらすとの見方を示した。
2025年の世界貿易の伸びは2024年の3.8%から1.7%に縮小すると予測し、サプライチェーン(供給網)や資金の流れが崩壊すれば、重大な経済混乱の要因になる可能性があるーーと警鐘を鳴らしている。

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