豊臣秀吉の天下統一を支えた弟、豊臣秀長をしのぶ法要が例年通り4月22日、城主を務めた城がある奈良県大和郡山市で営まれた。同市内にある秀長の墓、大納言塚では遺徳をしのび毎年4月22日に法要が行われている。今年は地元の人に加えて県外からもファンが参列。僧侶が墓の五輪塔の前で読経する中、一人ずつ焼香、手を合わせていた。
秀長は秀吉の補佐役として、千利休とともに豊臣政権を支えた人物。2026年のNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公だ。晩年には城下町を整備し、地元ではいまも”大和大納言”と呼ばれ、親しまれている。