京都ノートルダム女子大学(所在地:京都市左京区)は4月25日、少子化などの影響で定員割れが続いているとして、2026年度以降の学生の募集を停止すると発表した。2025年春入学の学生が卒業する2029年以降に閉学する見通し。
同大学は1961年に設立され、比率した女性の育成を掲げ、「国際言語文化学部」や様々な分野を横断的に学ぶ「女性キャリアデザイン学部」など4つの学部と学環で女子学生を受け入れてきた。しかし、急速な少子化の進行で入学者数が定員を大きく下回る状況が続いており、大学の存続が困難な状況に至っているとしている。
同大学によると、2024年5月時点の学生数は881人で、定員の充足率は61%にとどまっている。