インフルエンザ流行シーズン入り 猛暑と万博が影響

厚生労働省はインフルエンザが全国的な流行シーズンに入ったと発表した。9月22日から28日までの1週間に、全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は1医療機関あたり1.04人で、流行期入りの目安である1人を超えたという。
呼吸器内科の医師は、昨年より1カ月ほど早く流行シーズンに入った要因として猛暑と万博を挙げている。インフルエンザは空気が乾燥した状態で温度が下がると、感染が広がりやすい特徴があり、エアコンが効いた部屋で寒気が不十分だと感染リスクが高まるという。また開催中の大阪・関西万博で、すでにインフルエンザが流行している国の外国人旅行者が増加したことも要因の一つとしている。

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