坂口志文氏にノーベル生理学・医学賞”制御性T細胞”発見

スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月6日、2025年ノーベル生理学・医学賞を米国の2人の研究者とともに、大阪大免疫学フロンティア研究センター特任教授の坂口志文氏(74)ら3人に贈ると発表した。坂口氏は「制御性T細胞」を発見するなど免疫学分野で優れた業績を残した。滋賀県長浜市出身。
日本のノーベル賞受賞は、2021年に物理学賞に選ばれた真鍋淑郎氏に続き29人目。生理学・医学賞受賞者は利根川進氏、山中伸弥氏、大村智氏、大隅良典氏、本庶佑氏に続いて6人目。
受賞者には賞金計1,100万クローネ(約1億7,000万円)が贈られる。授賞式・晩餐会は12月10日、スウェーデン・ストックホルムで行われる。

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