世界の再エネ35年に最大2.8倍 IEAが予測

国際エネルギー機関(IEA)は11月12日、世界の再生エネルギーの発電容量が2035年に2024年比で最大2.8倍に増えるとの見通しを示した。
ただ、世界の平均気温の上昇幅を産業革命前から1.5倍に抑えるパリ協定の目標達成には不十分で、CO2(二酸化炭素)排出の急速な削減や大気中からのCO2除去が必要だとしている。
各国の政策動向をもとにIEAがまとめた報告書「世界エネルギー見通し」によると、世界の電力需要は2035年にかけて約40%伸び、電源構成では太陽光発電を中心とした再エネが現在の3割強から最大で55%に拡大する。

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