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関空路線バスに車椅子で乗車可能なエレベーター・リフト付き導入

関西の4バス会社は11月26日、車椅子のままでも乗車可能なバリアフリー対応車両の「エレベーター付きリムジンバス」「リフト付きリムジンバス」を、関西空港路線バスに初めて導入すると発表した。12月16日から運用開始する。                                               エレベーター付きリムジンバスを導入するのは関西空港交通(本社:大阪府泉佐野市)、大阪空港交通(本社:大阪府伊丹市)、阪神バス(本社:兵庫県尼崎市)の3社。奈良交通(本社:奈良市)がリフト付きリムジンバスを導入する。エレベーター付きリムジンバスは三菱ふそうバス・トラック製、リフト付きリムジンバスは日野自動車工業製。

コニカミノルタQOL・グッドツリー,介護サービスとソフトで連携

コニカミノルタQOLソリューションズ(本社:東京都千代田区、以下、QOLソリューションズ)とグッドツリー(本社:宮城県仙台市)は11月25日、介護施設向けサービス「HitomeQ(ひとめく)ケアサポート」とクラウド型介護ソフト「ケア樹」の連携を開始すると発表した。「HitomeQケアサポート」と「ケア樹」のデータ連携により、ケア業務実施後のケア記録の入力を適切なタイミング、適切な手段で行うことが可能になり、介護記録入力から介護請求まで一気通貫で高精度かつ効率的に行うことができる。

豊田通商 インドの中・長距離バスアプリサービス企業に出資

豊田通商(東京本社:東京都港区)は11月25日、インド・グルガオン市を拠点に6都市(デリー首都圏、コルカタ、ハイデラバード、プネー、ムンバイ、チェンナイ)で中・長距離バスアプリサービス「Shuttl(シャトル)」を展開するスタートアップ企業、Super Highway Labs Pvt.Ltd.(以下、スーパーハイウェイラボ社)に、シリーズC資金調達ラウンドで未来創生ファンドとの共同によるリードインベスターとして出資したと発表した。出資額は両社合計で1,800万米ドル、豊田通商としては600万米ドルになる。また、豊田通商は非常勤取締役1名を派遣する。

神戸市と日産自など5者 EV活用した災害連携協定を締結

神戸市と日産自動車(横浜市西区)、兵庫日産自動車(本社:神戸市中央区)、日産プリンス兵庫販売(本社:神戸市灘区)、神戸酒心館(本社:神戸市東灘区)の5者は11月25日、電気自動車(EV)を活用した「災害連携協定」を締結したと発表した。                     協定の内容は、台風、地震災害等による大規模停電が発生した際に、神戸市が指定する避難所等において日産の販売会社、兵庫日産、日産プリンス兵庫より貸与されるEV「日産リーフ」を非常用電源として活用することで、避難所の円滑な運営を行い、市民の安全確保に努めるというもの。さらに神戸市内の水の確保が困難になった際には、酒造メーカー、神戸酒心館が所有する飲料水を日産リーフで運搬し、市民へ提供する。

東芝インフラS 大阪メトロの次世代改札機の実証実験へ参画

東芝インフラシステムズ(本社:川崎市幸区)は11月25日、大阪市高速電気軌道(以下、大阪メトロ)が2019年12月10日~2020年9月30日(予定)まで行う次世代改札機の実証実験に参画すると発表した。同社は大阪メトロ長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅で顔照合およびQRコード認証用改札機を使用した実証を行う。1機目には顔照合技術を、2機目にはQRコード認証技術を採用した2機の自動改札機を設置する。モニタとして参加する大阪メトロ社員が事前登録したデータにより、顔照合またはQRコード認証で駅改札入退場を行い、その実用性を検証する。

東芝 血液1滴から13種類のがんを99%の精度で検出する技術を開発

東芝(本社:東京都港区)は11月25日、血液中のマイクロRNAを使った簡便で高精度ながん検出技術を開発したと発表した。同社独自の電気化学的なマイクロRNA検出技術を活用することで、すい臓がん、乳がんなど13種類のがんの患者と健常者を2時間以内に99%の精度で網羅的に識別できることを研究開発レベルで確認した。これは同社と東京医科大学および国立がん研究センター研究所の共同研究によるもの。同社では早期の社会実装に向けて、2020年から実証実験を進めていく。

民主派が85%の議席獲得 香港区議選,中国政府との対立激化か

香港メディアなどによると、11月24日に行われた香港区議会議員選挙は、民主派が全議席452のうち85%の議席を獲得し圧勝した。これにより6月から始まった大規模デモへの支持の高さと、過剰な警察権力による弾圧、締め付けを強める中国政府への反感が浮き彫りになった。この結果、民主派の行政長官選挙の民主化などデモ参加者の要求は高まるが、中国政府は逆に反発を強める公算が大きい。したがって、事態は収束に向かうのではなく、今回示された民意が中国政府との対立構造を露わにし、混乱をさらに長期化させる可能性もある。

三菱ガス化学 完全人工光型植物工場竣工,環境条件を制御

三菱ガス化学(本社:東京都千代田区)は11月22日、国内最大規模となる完全人工光型植物工場を、同社事業所の「QOLイノベーションセンター白河」内にこのほど竣工したと発表した。同工場は施設内で植物の成長に必要な光、温湿度、二酸化炭素濃度、水分、栄養分等の環境条件を制御しながら、常に最適な生育環境で植物を栽培する施設。1日2.6トン以上、1株80gのリーフレタス換算で約3万2,000株の葉菜類の生産能力がある。一般消費者向けから業務用まで顧客ニーズに沿った計画的生産および供給が可能という。                                                                                                              今後は、三菱ガス化学とファームシップ(本社:東京都)が共同で設立したMGCファーミックス(本社:福島県白河市)が、この工場を運営する。GLOBAL G.A.P認証の早期取得に向けた活動を開始するなど、安全・安心にこだわり、生産・販売していく。