日本工営(本社:東京都千代田区)は10月18日、ラオスのルアンパバーン市およびインドネシアのマカッサル市のスマートシティ開発に関する相互協力の協力覚書を締結したと発表した。これらは10月8、9日に開催された「日ASEANスマートシティ・ネットワーク ハイレベル会合」での成果の一つとして、国土交通省のイニシアティブによりまとめられたもの。
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レンゴー 中国・大連の合弁企業を完全子会社化、大連地域事業拡充
大阪府 “いじめ”に直接対応を検討 吉村知事が表明
日本 カンボジア・地方部の栄養環境改善に3.5億円の無償資金協力
日本政府はカンボジアの栄養環境改善に3億5,000万円を無償資金協力する。カンボジアの首都プノンペンで10月17日、日本の三上正裕駐カンボジア大使と、フランシスカ・エルデマンWFP(国連世界食糧計画)カンボジア事務所長との間で、3億5,000万円の無償資金協力「食料援助(WFP連携)」に関する交換公文の署名が行われた。 これはカンボジア政府の要請を踏まえ、WFPを通じ、カンボジア地方部の約22万人の小学生に対し、食料(東日本大震災の被災地で生産された魚缶詰)を供与することにより、同国の食料安全保障を改善し、開発課題の解決に寄与すること等を目的として実施するもの。カンボジアは慢性的な食料不足の状況にあり、とりわけ貧困地域においては栄養・食料事情の改善が大きな課題となっている。
東芝 台湾鉄路向けに電気機関車68両・約400億円受注
東芝インフラシステムズ(本社:川崎市幸区)は10月17日、台湾銀行から台湾鉄路管理局(以下、TRA)向け電気機関車68両を受注したと発表した。受注金額は予備品含め約400億円。2022年から順次納入を開始する予定。今回受注したのはTRAが新たに導入する旅客・貨物列車双方をけん引可能な電気機関車で、主に台湾の主要都市を結ぶ特急客車列車けん引に使用される予定。TRAでの新型電気機関車の投入は1992年以来のことで、日本製の完成電気機関車の調達は今回が初めてとなる。 TRAは2015年に車両購入計画を発表し、10年間で1,000億台湾ドル(約3,600億円)をかけて約1,300両の新型車両を購入する計画を進めている。
電通 中国のEBP社買収、ECソリューション領域を強化
電通(本社:東京都港区)は10月17日、海外本社の電通イージス・ネットワークを通じて、中国のEコマースエージェンシー、Shanghai EBP Internet Technology Co.,Ltd.(本社:上海市、以下、EBP社)の株式100%を取得することで、同社株主と合意したと発表した。今回の買収の目的は、電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの一つで、デジタルパフォーマンス領域に強みを持つ「iProspect」(アイプロスペクト、本拠地:英国・ロンドン市)の中国における事業基盤の拡大とECマーケティングに関するサービス機能の強化にある。今後、EBP社のブランド呼称を「EBP,an iProspect Company」(EBP・アン・アイプロスペクト・カンパニー)へと改称し、より競争力の高いEコマース統合マーケティングサービスを提供する。
トプコン タイ農業省とスマート農業の開発協力でMOU締結
光学機械メーカーのトプコン(本社:東京都板橋区)は10月16日、タイ農業省(MOAC)とスマート農業の開発協力に関する基本合意書(MOU)に調印したと発表した。これに基づきタイ政府が推進するコメ、カッサバ(芋)、トウモロコシ、サトウキビ、パイナップルへのスマート農業実証実験に参画し、同社が保有するスマート農業ソリューションを提供する。 タイ農業は1ヘクタールごとの生産性および品質が他のASEAN諸国と比べて低いことが課題として挙げられている。今回の実証実験は、スマート農業用のビッグデータプラットフォームを今後、作成発展させるうえで重要な役割を果たす。トプコンはタイ農業省とともに、農機用の自動操舵(オートステアリング)システム、レーザー式生育センターCropSpec、整地用のランドレベリングシステムを活用し、生産性の向上、コストの削減効果の検証を実証実験で行う。
クロップス シンガポールのINNOVARE HOLDINGSを子会社化
SBIホールディングス カンボジアのLHMFIを子会社化し銀行事業に参入
SBIホールディングス(本社:東京都港区)は10月16日、カンボジアでマイクロファイナンス事業を展開するLy Hour Microfinance Institution PLC(本社:カンボジア、以下、LHMFI社)の株式取得に関して、カンボジア中央銀行より承認を取得したと発表した。今後さらに銀行ライセンスの取得に向け増資を引き受ける予定で、SBI LYHOUR PLCに社名変更したうえで、銀行事業に参入する。最終的なLHMFI社への出資比率は70%となる。子会社化のための株式(70%)取得価額は4,420万米ドル、子会社化後の増資引き受けで3,750万米ドルを投資する。株式譲渡実行日は11月25日、増資実行日は12月23日の予定。
損保ジャパン・セガ 高齢者の「運転シミュレーター」開発
損害保険ジャパン日本興亜(本社:東京都新宿区、以下、損保ジャパン日本興亜)とセガ・ロジスティクスサービス(本社:東京都大田区)は10月16日、高齢者の多発する自動車事故の削減を目的として、運転に関する認知機能や運転技術を診断・トレーニングできる機能を備えた「運転シミュレーター」を共同で開発し、2019年12月から提供を開始すると発表した。 シミュレーター上の運転結果をもとに、認知機能のレベル、運転技術のレベルがチェックできる。チェック結果を「運転脳年齢」および「運転技能分析」としてスコア化し表示する。また、シミュレーターで様々な運転シーンを繰り返し体験することで記憶力・判断力・反応力などのトレーニングにつながる。