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大塚家具 北京国際家居展に出展 中国市場への参入の一環

総合インテリア販売の大塚家具(本社:東京都江東区)は6月17日、業務提携先の中国の大手家具販売の北京居然之家(以下、Easyhome)が、21日から北京で主催する家具展示会「北京国●新零●博●会」に出展すると発表した。展示会には中国各地から家具の小売業者の来訪が見込まれ、大塚家具はこの機会をとらえて、Easyhomeへの出店の際の店舗運営の委託先の選定および百貨店等の販売先を募集する予定。現在、大塚家具はEasyhomeおよび越境ECマーケティング企業、ハイラインズとの業務・資本提携契約により越境ECを含めた中国市場への参入を進めている。高級高齢者施設の家具・内装等の業務展開に向けて、共同パートナーの開拓を進めている途上で、今回の展示会はそれを具体化させる好機と捉えている。なお、同展示会の開幕式のテープカットに、大塚久美子社長がEasyhomeの王林朋董事長とともに参加する。

トヨタ EV・FCVの人員7倍の2,000人へ開発体制強化へ組織拡充

トヨタ自動車はこのほど、環境にやさしい次世代エネルギー車を見据え、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の企画・開発・製造に関わる専門組織の人員を大幅に拡充すると発表した。従来の300人弱を約7倍の約2,000人に増員する。クルマの世界の主要市場で電動車の競争が激化する中、EVはもちろん、同社が先行するFCVでも開発体制を強化し、競争力を高めるのが狙い。

商工中金 中国4経済開発区と日系中小企業進出・業務支援で協力の覚書

商工中金はこのほど、中国の3省の4経済開発区との間で業務協力の覚書を締結したと発表した。これは、中国に進出あるいは関連ビジネスを手掛ける中小企業に対するソリューション提供の強化を目的としたもの。業務提携先は、江蘇省南通市経済開発区、浙江省平湖経済開発区、広東省佛山市南海区経済促進局、広東省広州開発区投資促進局。提携内容は①日系企業の中国投資促進に関する情報交換②各経済開発区の特性に応じた日系企業の進出支援③進出後の企業に対する業務展開の支援。

楽天と西友 7月から離島の一般利用者へ ドローン商用サービス

楽天(本社:東京都世田谷区)と西友(本社:東京都北区)は6月17日、神奈川県横須賀市内の西友リヴィンよこすか店から、観光地の猿島を訪問している一般利用者へ商品を届けるドローン配送サービスを7月4日より約3カ月にわたって提供すると発表した。離島における一般利用者を対象としたドローンによる商用配送サービスは、国内初の取り組み事例となる。

INPEX インドネシアLNGプロジェクト 改定開発計画で基本合意

国際石油開発帝石(本社:東京都港区、INPEX)は6月17日、インドネシアのアラフラ海マセラ鉱区アバディLNGプロジェクトで、インドネシア政府当局と改定開発計画(以下、POD)に関する基本合意書(以下、HOA)を締結したと発表した。HOAは概念設計作業終了後に実施した改定PODに関する協議で同プロジェクトの経済性を確保するため、政府当局と事前に合意した事項を規定したもの。

日本貿易保険 ミャンマー・ティラワ港ターミナル運営事業へ出資

日本貿易保険(本店:東京都千代田区、NEXI)は6月14日、ミャンマー・ティラワ地区港の港湾ターミナル運営事業への参画を目的に、住友商事および豊田通商の出資部分につき、海外投資保険(株式)の引受を決定したと発表した。同港湾ターミナル運営事業は、港湾物流大手の上組が筆頭株主を務めるTHILAWA MULTIPURPOSE INTERNATIONAL TERMINAL CO.,LTD.が担っている。

JDI支援 台中3社連合から台湾TPKが撤退

経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)に支援を表明していた台中3社連合の一角、台湾タッチパネル大手、宸鴻光電科技(TPK)が6月17日、支援から撤退すると発表した。JDIは残る中国1社、投資会社ハーベストグループを軸に交渉を続ける方針だが、先行きは全く不透明になった。台湾2社、中国1社の台中3社連合は、JDIに最大800億円(中国の投資会社ハーベストグループ407億円、台湾のTPK251億円、台湾の投資ファンドCGLグループ142億円)の支援を予定していた。

アジア5カ国の約8割が「日本で働いてみたい」ディップが調査

人材派遣などを手掛けるディップ(本社:東京都港区)のディップ総合研究所が、アジア5カ国(中国・ベトナム・フィリピン・インドネシア・タイ)に住む外国人に実施した「日本での就業意向調査」によると、約8割が「日本で働いてみたい」と回答。今年4月から施行された「特定技能1号」に対しても、日本で働てみたいみたいと回答した人の約98%が興味を示していることが分かった。日本で働いてみたい理由は「自国より年収が高い国で働きたい」「最先端の技術を学びたい」「清潔な国で働きたい」が7割超に上った。日本で働く際の懸念・不安点については「外国人ということで差別されるのではないか」「言語の壁があるのではないか」「求める収入・待遇で就業できるか」「希望する職種で就業できるか」「選考を受けるための書類など準備が難しいのではないか」がいずれも6割超えとなった。日本で働く際の希望する職業または業種で介護は30%、外食・飲食業で50%となった。これらはいずれも日本人より高く、介護では22ポイント、外食・飲食でも11.5ポイントそれぞれ上回っている。調査は2019年5月13~20日、インターネットで実施された。有効回答は500サンプル。

越え

なでしこ3大会連続で決勝Tへ サッカーW杯

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で6月16日、日本代表「なでしこジャパン」の3大会連続の決勝トーナメント進出が決まった。D組で1勝1引き分けで勝ち点4の日本が、1次リーグを突破できる各組3位の上位4チーム内に入ることが確定したため。日本は19日(日本時間20日)の難敵、イングランドとの1次リーグ最終戦に勝てば同組1位、引き分けると2位での突破となる。敗れて3位になった場合でも、敗退はなくなった。

FDK 中国・南京市の関連会社の持分譲渡 電子事業で選択と集中

古河グループの電子部品や電池などの製造を手掛けるFDK(本社:東京都港区)は6月14日、中国江蘇省南京市の持分法適用関連会社、NANJING JINNING SANHUAN FDK CO.,LTD.(以下、南京JSF)の持分株式33.4%のすべてを磁性材料メーカー、東莞市海天磁業股份有限公司(所在地:広東省東莞市)に譲渡すると発表した。譲渡価額は50万人民元(約800万円)。これにより、電子事業の選択と集中を進める。