丸紅(本社:東京都中央区)は6月7日、中国国有石油化学企業、中国石油化工集団有限公司(以下、SINOPEC社)の船舶燃料供給会社、中国石化燃料油●●有限公司(以下、SINOPEC FUEL OIL社)との間で、6月5日、中国・舟山で船舶燃料事業分野における協業に関する覚書を締結したと発表した。これにより、丸紅は戦略的パートナーとして環境に配慮した適合油の確保が課題となる邦船各社等の重要取引先に対し、中国主要港でSINOPEC FUEL OIL社の船舶燃料を安定的に供給、販売する。また中国国内のみならず、グローバルに適合油の安定供給網を構築することを目指す。
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東京福祉大学の系列校 留学生 の大幅定員超過は5年以上
東京福祉大学系列の専門学校が定員を大幅に超える留学生を入学させていた問題で、この専門学校は「日本語学校からの受け入れ要請を断り切れなかった」とし、少なくとも5年以上にわたり、この状況が続いていたことが分かった。この学校は名古屋市の東京福祉大学系列の専門学校「保育・介護・ビジネス専門学校」。同校の留学生を受け入れている「国際教養学科」は、一学年の定員は240人だが、今年度はこの9倍近くにあたる2,100人を入学させていた。この大幅な水増し入学は2015年度から始まったとみられ、同年度の受け入れ人数はおよそ500人で、年を追うごとに増え続けていったという。愛知県は、同校が県に虚偽報告を行っていた疑いがあるとして、現在実態調査を進めている。
サグラダ・ファミリアに正式建設許可、2026年の完成目指す
スペインのバルセロナにある世界的な観光名所、サグラダ・ファミリア教会に、このほど市から正式な建設許可が下りた。いまも建築中の同協会。これにより、137年前の1882年の着工から、144年後となる2026年の完成に向けて、バルセロナ市と教会側は協力していくことになる。着工当時は同所在地は別の自治体だったため、バルセロナ市に合併された際、建設許可が手続き上のミスなのか、更新されなかったことで3年前、バルセロナ市が同教会に建設許可がないとし、許可の有無を巡って論争となっていた。今回両社はホームページを通じて、6月7日に市から正式な建設許可が出されたと発表した。発表によると、教会側が建設にかかる税金として460万ユーロ、日本円で5億6,000万円余を市に支払い、市はそれを教会に通じる道路の整備に充てることで合意した。世界的な建築家、アントニオ・ガウディの代表作、サグラダ・ファミリア教会は年間300万人以上が訪れる観光名所として知られ、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。
シャープ 米国向けノートパソコン生産 中国からベトナムへ移管
モスフードサービス フィリピン合弁で27年度までに 50店舗チェーン展開
モスバーガーーを展開するモスフードサービス(本社:東京都品川区)は6月6日、フィリピンの大手小麦粉製粉会社General Milling社(ゼネラルミリング社)のグループ会社TOKYOCOFFEE HOLDINGSとパートナーシップ契約を締結、同社と合弁会社を設立し、フィリピンでの出店を開始すると発表した。まず2019年度内にマニラ首都圏に1号店を出店し、2027年度までに50店舗を出店する予定。モスバーガーチェーンの海外展開は、2012年の韓国以来7年ぶり9つ目の国・地域への出店となる。フィリピンにおける事業主体はMOS BURGER PHILIIPPINES社で、株主構成はモスフードサービス35%、TOKYOCOFFEE HOLDINGS65%。
CTCとウェルモ AI活用し訪問介護のヘルパー配置の最適化で実証実験
伊藤忠テクノソリューションズ(本社:東京都千代田区、略称:CTC)とウェルモ(本社:福岡市)は6月6日、訪問介護事業所や介護士の生産性向上への貢献を目的に、AIを活用して訪問介護のヘルパーを最適に配置するシステムを開発したと発表した。アスパル(所在地:福岡市)、グリーンケア(所在地:福岡市)、ナイスケア(所在地:東京都目黒区)の各事業所で、5月21日から6月末にかけてこのシステムの実証実験を実施する。今回のシステムは、ウェルモが開発する介護の資源プラットフォーム「ミルモネット」と、CTCが開発する最適配置を行うAIエンジンを連携したもの。これにより、ヘルパーと介護サービス利用者の要望を最大限満たして満足度を高めるとともに、ケア受け入れ数を最大化した訪問ルートを自動作成することができる。
カルビー 中国・上海でシリアル「フルグラ」初の食育イベント
ゼンショーHD マレーシアのチキンライス業態 TCRSを傘下に
ゼンショーホールディングス(本社:東京都港区)は6月3日、子会社のマレーシア現地法人を通じ、マレーシアを中心にチキンライス業態”The Chicken Rice Shop(以下、TCRS)”を展開する現地企業、TCRS Restaurants Sdn.Bhd.の株式を取得したと発表した。これによりTCRSはゼンショーグループとなった。TCRSは主要なショッピングモール内に約100店舗出店しており、マレーシアで最初の、かつ最大のシェアを占めるチキンライスの専門チェーンとして高い認知度を持っている。鶏肉をメインとして、ハラル認証を得ており、人口の70%以上がイスラム教徒のマレーシアでも気軽に訪れられる店として、老若男女を問わずファミリー層に支持されている。今後、店舗経営や新規出店で、ゼンショーグループとのシナジー効果を発揮させていく。
インパクトHD 8月にインドで コンビニ390店開業
18年最多の44.4万人減少,合計 特殊出生率1.42、人口減少加速
厚生労働省によると、2018年の人口減少幅は44万4,000人余に達し、11年連続で過去最大となり、人口減少が加速していることが浮き彫りになった。出生数は91万8,379人(前年比2万7,000人余減)と、明治32年に統計を取り始めて以来最も少なくなった。一方、死亡者数は136万2,482人(同2万2,000人余増)と最多となった。合計特殊出生率は1.42となり、前年を0.01ポイント下回った。これを都道府県別にみると、最も高かったのは沖縄で1.89、次いで島根が1.74、宮崎が1.72となっている。最も低かったのは東京で1.20、次いで北海道の1.27、京都が1.29で続いた。また、2018年に結婚した男女の数は全国で58万6,438組と戦後最も少なくなった。