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プライメタルズ 中国・江蘇沙鋼のLD転炉2基に自動出鋼システムを受注

プライメタルズテクノロジーズは5月30日、中国の鉄鋼メーカー、江蘇沙鋼集団有限公司(以下、江蘇沙鋼)の江蘇省張家港にある転炉製鋼所のLD(BOF)転炉2基に向け、自動出鋼システムを受注したと発表した。これは同社が製鉄所で初めて実機適用する自動出鋼システムになる。今回の近代化プロジェクト計画により、出鋼時間を短縮しスラグキャリーオーバーを最小化して、その後の脱リン能力を向上させる。新しい自動出鋼システムの稼働は2019年の第3四半期の予定。江蘇沙鋼は中国最大の民間製鉄会社で、年間生産量は銑鉄3,190万㌧、粗鋼3,920万㌧、圧延製品3,720万㌧。

中国進出の日本企業 ピークから709社減少、米中摩擦で戦略見直しへ

帝国データバンクのまとめによると、中国に進出している日本企業は2019年5月時点で1万3,685社で、2016年の調査時から249社、過去最も多かった2012年時点の1万4,394社から709社それぞれ減少した。米中貿易摩擦の激化に伴い、中国経済の先行きが一層不透明になる中、中国進出企業は規模の縮小や移転、撤退といった対中戦略の見直しを急いでいる。業種別にみると、

セブン-イレブン 関西エリアで保育園初開園

セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区)は6月1日、セブン‐イレブン京都千本今出川店の2階に、関西エリアで初となる「セブンなないろ保育園~京都千本今出川~」を、東京都町田市で「セブンなないろ保育園~町田成瀬台~」を同時開園する。対象年齢0歳~2歳、開園時間は月~土曜日、7時~20時。定員は京都が30名、東京・町田が33名。京都市の保育園開園は、同市と2018年3月に締結した「地方創生包括連携協定」に基づき、SDGsの実現に向けた様々な取り組みの一環。セブンなないろ保育園は、加盟店従業員、オーナー、地域住民が利用できる保育園として、2017年に東京都と広島県で開園し、取り組みを広げているもの。

三菱地所 台湾でグループ初の分譲マンション開発事業

三菱地所は5月30日、台湾の不動産デベロッパー、潤泰創新国際と共同で推進している台湾・新北市板橋区江翠開発区の分譲マンション「潤泰峰●」を販売開始すると発表した。このプロジェクトは三菱地所グループとして初の台湾での住宅開発・販売事業。物件は23階建て、総戸数220戸のツインタワー。2LDK~4LDKのプランを用意。上質な共用部設備や緑豊かなランドスケープデザインを備えた、質の高い住宅を提供する。台北MRT板南線「江子翠」駅から徒歩7分の好立地。2018年5月着工、2021年2月竣工予定。

JFEスチール 中国の模倣品販売業者を摘発、処分下る

JFEスチールは5月30日、中国で同社の耐摩耗鋼板「EVERHARD」の模倣品を、同社製品と偽って販売していた業者を天津市北辰区市場監督管理局に行政摘発請求していた件で、請求通り認められたと発表した。4月19日に模倣品販売の禁止と罰金の支払いを命じる行政処罰決定書が発行され、処分が下されたという。

東大 文房具の「のり」使い「造血幹細胞」大量培養に成功

東京大学医科学研究所のグループはこのほど、血液の細胞の元になる「造血幹細胞」を、文房具の「のり」の成分、ポリビニルアルコールを使って培養し、1カ月で200倍から900倍に増やすことに、マウスの実験で初めて成功したと発表した。今後ヒトの造血幹細胞でも培養に成功すれば、白血病の治療などに応用できる可能性があるとして関係者の注目を集めている。造血幹細胞は赤血球や白血球などの元になっていて、骨髄にあるため白血病の治療で行われる骨髄移植には欠かせない細胞だが、人工的に増やすことはほとんどできなかった。

トヨタ ミャンマーで21年2月からハイラックス生産、新工場建設発表

トヨタ自動車は5月30日、ミャンマーで初めてとなる車両生産会社、Toyota Myanmar Co.,Ltd(以下、TMY)を設立し、2021年2月からハイラックスを現地生産する。6月にTMYを設立し、新工場をヤンゴン近郊のティラワ経済特区に建設する。投資額は約5,260万米ドルを見込んでいる。新規雇用は約130人を予定。2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン)方式でハイラックスを年間能力約2,500台を生産する予定。

ニッコンHD タイ子会社がラヨーン営業倉庫を増築、需要増に応える

ニッコンホールディングス(本社:東京都中央区)は5月28日、タイの連結子会社、NIPPON KONPO(THAILAND)CO.,LTD.が2013年5月に竣工したラヨーン営業所倉庫の増築工事を2019年5月に完工したと発表した。RC柱鉄骨造平屋建ての倉庫面積は、今回の増築に伴い4156.13㎡増えて計4万2176.13㎡となった。同倉庫の近在には日系メーカーが多く入居する工業団地があり、保管能力増強により顧客ニーズの増加に応え、さらなる業容拡大を目指す。

三菱重工G キャセイパシフィック航空の貨物機エンジンで保守・整備契約

三菱重工グループの三菱重工航空エンジン(略称:MHIAEL、本社:愛知県小牧市)は5月29日、香港のキャセイパシフィック航空が運航する貨物機B747-400ERFに搭載されるPW4000エンジンの修理・整備(MRO:Maintenance、Repair and Overhaul)を受託する契約を締結したと発表した。これにより、MHIAELは今後5年間にわたって、キャセイパシフィックのエンジンを修理・整備し、同社の運航をサポートすることになる。キャセイパシフィックは香港国際空港を本拠地(ハブ空港)として、100機を超える旅客機や貨物機を世界100都市に就航させている、航空会社の格付けでも国際的に評価の高い有力”フラッグキャリア”。

阪急阪神エクスプレス タイで集配送の新事業会社設立

阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)は5月29日、タイ現地法人、阪急阪神エクスプレス(タイランド)が、合弁先のTrans Air Cargo Co.,Ltd.(トランスエアーカーゴ)および、タイ国内の陸送会社、Logistics One Co.,Ltd.(ロジスティクスワン)との共同出資により国内運送会社「HOT Logistics Co.,Ltd.(ホットロジスティクス)」を設立し、6月1日から営業を開始すると発表した。新会社はタイ法人のロジスティクスセンター(所在地:サムットプラカーン県)隣接地に本社を置き、輸送ネットワークを充実させるとともに、物流業務の効率化を図っていく。新会社の資本金は500万タイバーツで、出資比率は阪急阪神エクスプレス(タイランド)40%、トランスエアーカーゴおよびロジスティクスワンが各30%。