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大和物流 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所開設

大和ハウスグループの大和物流(本社:大阪市北区)は5月29日、ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設したと発表した。今後、コア事業の建築建材や電気設備等の分野で取引のある国内企業をメインターゲットとし、周辺国を含めたASEANでの物流事業への参入を図るとともに、新領域の物流への挑戦も視野に入れ、早期の現地法人化を目指す。

日本 ラオスの若手行政官の人材育成に3億円の無償資金協力

日本政府は、ラオス政府の将来を担う若手行政官の人材育成に3億800万円を限度とする無償資金協力する。東京で5月30日、日本の安倍晋三、ラオスのトンルン・シースリット両首相の立ち会いのもと、この交換公文の署名が行われた。これは、ラオスの若手行政官が日本の大学院で学位(修士・博士)を取得することを支援するもの。今回の資金協力により最大22名の行政管日本の大学院に留学できることになる。

日立と日立物流がタイで輸送車両シェアリングサービス開始

日立製作所のASEAN地域の統括会社Hitachi Asia(Thailand)Co.,Ltd.(以下、日立アジア(タイランド)社)と、日立物流のタイの子会社Hitachi Transport System Vantec(Thailand),Ltd.(以下、日立物流(タイランド)社)は5月29日、6月からタイで輸送車両シェアリングサービスの提供を開始すると発表した。このサービスは、荷主からの輸送依頼に対応して、複数の輸配送事業者の中から最適な車両を手配し、コスト低減や納期短縮を支援するもの。2023年度までにトラック2万1,000台での利用および年間売上80億円を目指す。両社は2019年1月から3月にかけて、ユニ・チャームの輸出入コンテナ輸送業務にこのサービスを適用して効果検証を行い、4月から先行的にサービスを提供している。

みらいコンサル 中国・深圳に日本企業向けシェアスペースプレオープン

みらいコンサルティング(本社:東京都中央区)は5月30日、中国・深圳市の深圳湾創業広場(ソフトウェアパーク)内では初めてとなる、進出や連携を模索する日本企業向けシェアスペース「深圳未来創新服務中心」(MIRAI Innovation Center Shenzhen/MICS)をプレオープンした。グランドオープンは7月上旬を予定。MICSの利用料金は定額利用で月額10万円(税別)。

日本 バングラ・ダッカ都市交通整備など4案件に1,326億円の円借款

日本政府は、バングラデシュのダッカ都市交通整備など4案件に総額1,326億5,900万円を限度とする円借款を供与する。東京で5月29日、日本の安倍晋三、バングラデシュのシェイク・ハシナの両首相立ち会いのもと、この書簡の交換が行われた。対象案件は①バングラデシュ南東部チッタゴン管区の「マタバリ港開発計画(第一期)」(供与限度額388億6,600万円)②首都ダッカ中心部と衛星都市間を結ぶ都市高速鉄道(MRT1号線)整備計画(第一期)」(供与限度額525億7,000万円)③日本企業向け経済特区開発の「外国直接投資促進計画(第二期)」(供与限度額211億4,700万円)④ツ-ステップローンによる省エネルギー機材導入促進の「省エネルギー推進融資計画(フェーズ2)」(供与限度額200億7,600万円)の4件。

東京きらぼしFG ベトナム・ホーチミンにコンサルティング現地法人

東京きらぼしフィナンシャルグループ(本社:東京都新宿区)は5月29日、きらぼし銀行が現地当局の許可を前提として、ベトナム・ホーチミンにコンサルティング現地法人を開設すると発表した。ホーチミンでのコンサルティング現地法人の開設は、地域金融機関として初めてとなる。新会社「Kiraboshi Business Consulting Vietnam Co.,Ltd.(仮称)」は2019年10月1日営業開始の予定。登録資本金は25万米ドル。

古河電工 使い捨てプラスチックを強化プラスチックに再生する技術開発

古河電工(本社:東京都千代田区)は5月28日、使い捨てプラスチックと古紙を、独自のワンプロセスで強化プラスチックに再生する技術を開発したと発表した。すでに飲料用紙パックのリサイクル残渣のポリアル(PolyAl:主成分のポリエチレンほか、紙・アルミ)のリサイクルプロジェクトを、紙容器世界最大手テトラパック社や、環境事業世界最大手Veolia社と進めている。また、6月からこの技術を使った自社製品を販売開始する。ドイツのデュッセルドルフで6月18、19日開催される「Plastics Recycling Technology」で、テトラパック社と共同でこの技術を発表する。

ワールドマスターズ組織委と大阪大学が協定締結

2021年、関西を中心に開催されるスポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」に向けて、大会の組織委員会と大阪大学が協定を結び、スポーツ医学などの専門知識を活かして大会の成功を目指すことになった。大阪市北区の大阪大学で5月28日、両者が協定書を交わした。ワールドマスターズゲームズは4年に1回、世界各地の30歳以上の人たちが参加して開かれるスポーツの大会で、次は2021年5月、アジアで初めて関西を中心に9府県で35競技・59種目が行われる。

日新電機 ミャンマーに産業用装置・部品受託生産の新会社設立

日新電機(本社:京都市右京区)は5月28日、日新電機グループのミャンマーでの電力機器事業基盤確立を目的として、グループ会社の日新電機タイ(本社:タイ)が、2019年6月に「日新電機ミャンマー(仮称)」を設立すると発表した。2020年3月に操業開始の予定。日新電機グループの装置・部品事業の生産拠点としてはタイ、ベトナムに続き3拠点目となる。新会社の所在地はヤンゴン市郊外のティラワ経済特区工業団地。資本金は150万米ドル(1億6,500万円)で、出資比率は日新電機タイ55%、日新電機40%、その他5%。日新電機は、日新電機タイをASEAN・インド地域の事業・技術統括とし、日新電機ベトナム・日新電機ミャンマーを各国の現地市場参入拠点と位置付け、最適地生産・販売を進め、2020年度の装置・部品事業の売上高100億円を目指す。