「Honda歩行アシス」米国で医療機器の認証取得
ホンダは歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」が、2018年12月に米国・食品医薬品局(FDA)の市販前承認(PMA)を取得したと発表した。
これにより米国でHonda歩行アシストの技術的な実証実験だけでなく、事業展開が可能になる。今回の医療機器の認証取得は、欧州の医療機器指令(MDD)に次ぐもので、同製品の安全性や機能が米国で認められたことになる。
ハウスドゥ タイにリノベーション事業などで合弁会社
ハウスドゥ(京都本店:京都市中京区、東京本社:東京都千代田区)は、タイで中古住宅リノベーションおよびサービス事業、フランチャイズ事業を展開するため、現地企業との共同出資による合弁会社を設立することで合意、契約を締結したと発表した。
共同出資するのはタイで不動産開発会社および受託金融会社等をグループ会社に持つCapital Link Holding Limited(以下、CL社)、CL社グループの住宅金融会社Capital Link Credit Foncier Limited(以下、CLF社)、不動産売買仲介を営むRearty One Estate(Thailand)Co.,Ltd.(以下、RO社)、M&A・合弁組成アドバイザリーファームKusumoto Chavalit&Partners Ltd(以下、KCP社)。
合弁会社「H-DO(THAILAND)Co.,Lte.(以下、HDT)」(所在地:タイ・バンコク)の資本金は設立時100万タイバーツ(約350万円)で、7300万タイバーツ(約2億5,550万円)へ増資する予定。出資比率はハウスドゥ48.0%、CL社38.0%、CLF社10.0%、RO社およびKCP社各2.0%。2月中に設立する。
」
インフルエンザ 滋賀・京都・大阪で「注意報」レベルに
全国的な流行期に入っている今シーズンのインフルエンザは近畿地方でも患者が増えていて、滋賀・京都・大阪の3府県で「注意報」レベルに達している。
近畿2府4県のまとめによると、1月6日までの1週間で調査の対象となっているおよそ780の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は前の週を30%上回る1万217人だった。
府県別にみると、1医療機関当たりの平均で滋賀県が23.67人、京都府が14.72人、大阪府が14.64人、兵庫県が9.83人、和歌山県が8.20人、奈良県が7.38人だった。1医療機関当たり10人を超えた滋賀県、京都府、大阪府が注意報レベルに達している。来週以降、患者の数はさらに増えるとみられる。
積水ハウス センサーで病気の予兆つかむ「見守りシステム」開発着手
大手住宅メーカー、積水ハウス(本社:大阪市北区)は、住宅内にセンサーを設置し、居住者の病気による体の変調を早期につかむ「見守りシステム」の開発を始めた。
寝室や浴室、リビングの壁などにセンサーを設置して、居住者の心拍や呼吸などを計測し、異常があれば警備会社などに連絡が入る仕組みだ。様々な事情で高齢者が単身で暮らさざるを得ないケースは多く、極めてニーズや需要が多いとみられる。
同社は大学などとも協力してこのシステムの開発を進め、2020年には実用化して自社物件をはじめ、他の住宅メーカーの物件や介護施設などにも広げていきたいとしている。