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日立 台湾・彰化県と洋上風力発電で彰化港利用の覚書

日立 台湾・彰化県と洋上風力発電で彰化港利用の覚書

日立製作所は11月14日、台湾・彰化県と、中西部の芳苑郷沖に建設予定の彰化洋上風力発電所の運転と保守について円滑に行うことを目的に、彰化県が建設する総面積約35㌶の彰化港とその施設、並びに土地利用に関して合意し、覚書を締結した。
この覚書により、日立は彰化県が2020年中旬の完成に向けて建設する彰化港を、彰化洋上風力発電所におけるO&M(オペレーション&メンテナンス)拠点とし、港湾施設内に事務所や倉庫などを建設する。

プライメタルズ 中国の北満特殊鋼2基目の圧延機受注

プライメタルズ 中国の北満特殊鋼から2基目の圧延機受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の特殊鋼メーカー、北満特殊鋼有限公司からハイエンドな自動車対応グレードの製品生産能力増強用として、シングルストランド式高速線材圧延機を受注した。
この圧延機は中国・黒竜江省の斉斉哈爾(チチハル)に納入され、稼働開始は2019年中頃を予定している。北満特殊鋼からの受注は今回が2基目。

IHI マレーシアでパーム廃棄物活用のバイオマス燃料事業を本格化

IHI マレーシアでパーム廃棄物活用のバイオマス燃料事業を本格化

IHI(本社:東京都江東区)はこのほど、パームヤシ空果房由来の固体バイオマス燃料のEFBペレットの製造・販売・輸出事業を本格化するため、マレーシアに「IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.」を設立した。
今回の事業化に向けIHIは、パーム油の搾油過程で大量に発生するEFBを固体バイオマス燃料として有効活用するため、高品質な低灰化EFBペレットに変換・量産する手法を確立した。

MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注

MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、台湾公営の台湾電力の南部火力発電所(所在地:高雄市)および大潭(ダータン)火力発電所(所在地:桃園市)に対する設備改修事業を、フルターンキー方式で受注した。
同社が納入したM501F形ガスタービン7基について、低NOx(窒素酸化物)化と性能アップを図り、予備品の供給も手掛けるもので、同社のデジタルソリューションサービスの「MHPS-TOMONI(R)」も導入して火力発電設備の運転最適化を支援する。工事の完工は2019年8月を予定。
両発電所とも天然ガス焚きのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備が改修対象。南部発電所では2003年に納入した1基分で出力は約25万KW、大潭発電所では2005年に納入したステージ1設備で2系列6基分の出力は約140万KW。
低NOx化については新型の燃焼器に変換することを中心に実施。これによりNOxは約60%低減する。併せて、補機の設計・製作・調達・据付・試運転なども担当する。

セコムとユカイ工学 ロボット活用し高齢者QOL維持で実証

セコムとユカイ工学 ロボット活用し高齢者QOL維持で実証

セコム(本社:東京都渋谷区)よユカイ工学(本社:東京都新宿区)は、東京・杉並の「セコム暮らしのパートナー久我山」のサービス提供エリアで、ユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO」を活用した高齢者のQOL(生活の質)の維持・向上を目的とする「コミュニケーションサービス」の実証実験を開始する。2019年度内の実現を目指す。
セコム暮らしのパートナー久我山は、地域の高齢者やその家族、住民が抱える暮らしの困りごとの相談窓口として24時間365日稼働のサービスを地域限定で提供している。

アスラテック リハビリ向けにロボット制御システム提供

アスラテック リハビリ向けにロボット制御システム提供

ソフトバンクグループでロボット・ソフトウェア事業を展開するアスラテック(本社:東京都千代田区)は、藤倉化成が開発したリハビリテーション向けの歩行練習デバイス「RoboChemia(R)(EAM Knee)(ロボケミア・イーエーエムニー)」にロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」を提供した。今回のV-Sidoの提供は、福祉分野における初の採用事例という。
藤倉化成のロボケミアは、長下肢装具の膝継手に装着するデバイスで、ブレーキ装置により膝関節の回転を制御する機能を備えている。これを使うことで長下肢装具の膝が固定された状態と膝が自由に屈伸できる状態を理学療法士が手元のハンドスイッチで切り替えることができるようになり、リハビリテーションにおいて代償動作が少ない歩行練習を実現できるという。

奈良・当麻寺で最古級の金銀銅の舎利容器見つかる

奈良・当麻寺で最古級の金銀銅の舎利容器見つかる

奈良県葛城市の当麻寺で飛鳥時代につくられたとみられる金、銀、銅の容器が三重の入れ子になった舎利容器が見つかった。
一番外側の銅製のものは高さおよそ9㌢、内側の銀製がおよそ3㌢、最も内側の金製がおよそ1㌢で、いずれもふたの付いたお椀のような形をしている。奈良国立博物館によると、形などの特徴から飛鳥時代後期につくられたとみられるが、この時期につくられた金、銀、銅の舎利容器で完全に残っているのは全国でも法隆寺など数例で、極めて貴重な発見だとしている。
この舎利容器は2019年2月から奈良国立博物館で公開される。

JR西日本が来春 新大阪-奈良を快速直通運転

JR西日本が来春 新大阪-奈良を快速直通運転

JR西日本は11月13日、2019年春「おおさか東線」が全線で開業することに伴い、新大阪駅と奈良駅を結ぶ快速列車の直通運転を始めると発表した。新大阪駅と奈良駅の間の直通運転の所要時間はおよそ1時間で、1日8本運行する。
おおさか東線は、新大阪駅と八尾市の久宝寺駅の間を結ぶ路線で、このうち南側の久宝寺駅から大阪・鶴見区の放出(はなてん)駅の間はすでに開業している。残りの放出駅から新大阪駅の間は現在建設中で、2019年春に全線開業が予定されている。

三栄コーポレーション マレーシアに家具インテリア工場

三栄コーポレーション マレーシアに家具インテリア工場

三栄コーポレーション(本社:東京都台東区)は11月12日、主要事業の一つ、家具事業強化のため、マレーシアに家具インテリアの製造工場を設立、2019年初めから稼働開始すると発表した。マレーシア・クアラルンプール近郊に開設予定の工場の建屋面積は約4000平方㍍で、このプロジェクトの投資額は5億円程度(数年の累計見込み額)を予定。
同社グループでは、中国・広東省に家電製品を製造する工場を30年にわたり運営している。この家電工場で積み重ねてきた工場運営のノウハウと経験も活かしながら、数年後には売上高20億円規模の工場を目指す。

スズキ 来春にもパキスタンで日本規格の「軽」生産

スズキ 来春にもパキスタンで日本規格の「軽」生産

スズキが日本独自の規格である軽自動車をパキスタン南部のカラチの工場で2019年春にも生産することが分かった。軽ベースの車両は海外でも生産しているが、規格ごと一括での生産は初めて。660ccのエンジンを搭載した車種を製造・販売する計画だ。
パキスタンでは年間通して多くの中古車が輸入されており、すでに軽自動車が走っているため、日本独自の規格が受け入れられると判断した。