エーザイ 中国江蘇省蘇州市の新工場が本格稼働
エーザイ(本社:東京都文京区)は11月8日、中国の子会社、衛材(中国)薬業有限公司(所在地:中国・上海市)が、江蘇省蘇州市の蘇州工業園区で建設を進めていた薬品の新工場が本格稼働を開始したと発表した。同工場では末梢性神経障害治療剤「メチコバール」や、「アリセプト」「パリエット」などの固体剤や注射剤を生産する。
資生堂 フィリピンで合弁 事業統合しマーケティング投資加速
資生堂はフィリピンにおける化粧品事業を強化するため合弁会社「Shiseido Philippines Corporation(資生堂フィリピン)」を設立し、事業統合しマーケティング投資を加速、業容拡大を目指す。新会社の資本金は5億8000万フィリピンペソで、2018年12月設立予定。
同社の100%子会社でアジアを統括する資生堂アジアパシフィックと、シンガポールに本社を置き、アジアで化粧品代理店などを展開するLUX ASIA社(LUX ASIA PTE.LTD.)との間で合弁契約を調印した。
新会社、資生堂フィリピンによるオペレーションは2019年7月から開始し、出資比率は資生堂アジアパシフィックが過半を占める。これにより今後は資生堂フィリピンですべてのブランドを取り扱い、プレステージ事業・フレグランス事業を統合。マーケティング投資を加速し売上拡大を目指す。
MHPS インド石炭火力発電所の排煙脱硫装置を受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インドの国営電力公社(NTPC)が運営するモウダ第2およびリハンド第2・第3石炭火力発電所への排煙脱硫装置(FGD)の追加工事を受注した。
新鋭FGDにより、SOx(硫黄酸化物)の排出を削減するのが狙いで、インドにおける大気汚染物質の浄化・削減に寄与するプロジェクト。MHPSのインド市場での石灰石膏法によるFGD受注は今回が初めてで、モウダは2021年、リハンドは2022年の完成を予定。
これらの工事はいずれも同社のインド法人を通じて受注。同法人がEPC(設計、調達、建設)を手掛ける。モウダ第2発電所は66万KW設備2基、リハンド第2・第3発電所は50万KW設備4基で構成され、総出力は332万KW.