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エーザイ 中国江蘇省蘇州市の新工場が本格稼働

エーザイ 中国江蘇省蘇州市の新工場が本格稼働

エーザイ(本社:東京都文京区)は11月8日、中国の子会社、衛材(中国)薬業有限公司(所在地:中国・上海市)が、江蘇省蘇州市の蘇州工業園区で建設を進めていた薬品の新工場が本格稼働を開始したと発表した。同工場では末梢性神経障害治療剤「メチコバール」や、「アリセプト」「パリエット」などの固体剤や注射剤を生産する。

野村HD マレーシアの環境関連事業で協業検討の覚書

野村HD マレーシアの環境関連事業で協業検討の覚書

野村ホールディングス(本店所在地:東京都中央区)は11月8日、マレーシアの大手印刷会社、Nextgreen Global Berhad(以下、NGGB)およびかIHIと、パーム残渣の残渣の活用に関する協業検討の覚書を締結したと発表した。
この覚書で3社は、パーム産業で従来は廃棄されていたパームヤシの空果房(残渣)を原料とする製紙用パルプやバイオマス燃料の生産における協業の事業性評価を行う。また、NGGBが開発を目指すパーム廃棄物活用による環境配慮型工業団地、グリーン・テクノロジー・パークの開発に向けた3社間の協業についても検討を進める。

医療法人KNIとNEC 早期の社会復帰と医療サービスの質向上で実証

医療法人KNIとNEC 早期の社会復帰と医療サービスの質向上で実証

医療法人社団KNI(所在地:東京都八王子市)はNEC(本社:東京都港区)は、患者の入院長期化の回避による早期の社会復帰と、対応する病院スタッフの業務負荷軽減、医療サービスの質向上に向け、NECのAI技術群「NEC the WISE」を活用した実証実験を行った。
その結果、誤嚥性肺炎のハイリスク患者を87%の精度で抽出し、看護記録業務の58%削減を実現した。

インドネシアの洞窟に4万年前の野生牛の壁画

インドネシアの洞窟に4万年前の野生牛の壁画

インドネシアやオーストラリア・グリフィス大学の研究チームが、インドネシアのカリマンタン島東部の洞窟に残る野生の牛とみられる動物などを描いた壁画は、4万年以上前のものとする調査結果を、11月7日付の英科学誌ネイチャーの電子版で発表した。
この壁画について同チームは、現生人類が欧州で残した最も古い洞窟の壁画とほぼ同時期とみている。そして、その根拠として「この壁画は単純な絵ではなく、具体的な描き方をしている」と強調している。

資生堂 フィリピンで合弁 事業統合しマーケティング投資加速

資生堂 フィリピンで合弁 事業統合しマーケティング投資加速

資生堂はフィリピンにおける化粧品事業を強化するため合弁会社「Shiseido Philippines Corporation(資生堂フィリピン)」を設立し、事業統合しマーケティング投資を加速、業容拡大を目指す。新会社の資本金は5億8000万フィリピンペソで、2018年12月設立予定。
同社の100%子会社でアジアを統括する資生堂アジアパシフィックと、シンガポールに本社を置き、アジアで化粧品代理店などを展開するLUX ASIA社(LUX ASIA PTE.LTD.)との間で合弁契約を調印した。
新会社、資生堂フィリピンによるオペレーションは2019年7月から開始し、出資比率は資生堂アジアパシフィックが過半を占める。これにより今後は資生堂フィリピンですべてのブランドを取り扱い、プレステージ事業・フレグランス事業を統合。マーケティング投資を加速し売上拡大を目指す。

パナソニック 北京モバイクとIoT電動アシスト自転車で協業

パナソニック 北京モバイクとIoT電動アシスト自転車で協業

パナソニックサイクルテックと中国の自転車シェアリングサービス、北京モバイク・テクノロジー(以下、モバイク)はこのほど、IoT電動アシスト自転車分野で協業の可能性を検討することで合意した。両社は自転車シェアリングサービス、レンタルサービス利用者向け新技術の開発について検討していく。
IoT電動アシスト自転車は、通信機能を備えた自転車がインターネットにつながることで、スマートフォンによる電子錠の開錠や走行データ記録などを提供できるほか、GPSによる高い防犯性・追尾性と駐輪位置管理を実現する。

三菱自 中国で現地生産「エクリプス クロス」販売開始

三菱自 中国で現地生産「エクリプス クロス」販売開始

三菱自動車は11月6日、広州汽車集団股份有限公司、三菱商事、三菱自動車3社による車両生産・販売合弁会社、広汽三菱汽車有限公司(所在地:中国湖南省長沙市)が、10月から現地生産している「エクリプス クロス」の販売を中国で開始すると発表した。
三菱自動車は3年間の中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」で、中国での販売台数と販売店舗数を2019年度までに2016年度比で倍増させる計画。

MHPS インド石炭火力発電所の排煙脱硫装置を受注

MHPS インド石炭火力発電所の排煙脱硫装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インドの国営電力公社(NTPC)が運営するモウダ第2およびリハンド第2・第3石炭火力発電所への排煙脱硫装置(FGD)の追加工事を受注した。
新鋭FGDにより、SOx(硫黄酸化物)の排出を削減するのが狙いで、インドにおける大気汚染物質の浄化・削減に寄与するプロジェクト。MHPSのインド市場での石灰石膏法によるFGD受注は今回が初めてで、モウダは2021年、リハンドは2022年の完成を予定。
これらの工事はいずれも同社のインド法人を通じて受注。同法人がEPC(設計、調達、建設)を手掛ける。モウダ第2発電所は66万KW設備2基、リハンド第2・第3発電所は50万KW設備4基で構成され、総出力は332万KW.

フランスベッド 非装着型センサーなど初の睡眠IoT製品

フランスベッド 非装着型センサーなど初の睡眠IoT製品

フランスベッド(本社:東京都新宿区)は11月9日から、非装着型睡眠センサー「RestOn(レストオン)スマートスリープトラッカー」と睡眠連動型ライト「Nox(ノックス)スマートスリープライト」の取り扱いを国内で初めて開始すると発表した。
睡眠センサーはマットレスや布団などのシーツの下に設置して使用する。その上で眠るだけで心拍数や呼吸数、睡眠時間、寝返り回数などの医療機関に相当する睡眠データが記録される。睡眠連動型ライトは睡眠センサーとWi-Fi接続し、光と音で健康的な睡眠習慣づくりをサポートする。

豊田合成 インドグジャラート州の自動車部品新工場が稼働

豊田合成 インドグジャラート州の自動車部品新工場が稼働

豊田合成(本社:愛知県清須市)は11月6日、インド子会社、豊田合成ミンダインディア(TGMIN)のグジャラート工場が2018年10月に稼働開始したと発表した。
同工場は、同国における自動車生産の拡大と安全規制の強化により、需要が伸びるエアバッグに加え、ハンドルやウェザストリップなどをスズキ・モーター・グジャラート(SMG)社に供給する。
同社はインドを重点市場の一つと位置付け、2025年度までに同国での売上規模を現在の2倍以上となる350億円に拡大することを目指していく。