飲食店経営・コンサルのTGAL シンガポール2号店開業
飲食店の経営やコンサルティング業務を手掛けるTGAL(テガル、東京都港区)は7月10日、シンガポール2号店となる、創作うどんとサラダビュッフェ専門店「駒鳥」を開業した。同国内および同国を訪れるベジタリアン(菜食主義者)やムスリム(イスラム教徒)などの需要を取り込む。NNAが報じた。
ヤマハ発動機 台湾GogoroとEVで協業を検討
ヤマハ発動機(本社:静岡県磐田市)とGogoro Inc.(本社:台湾・桃園市)は9月11日、台湾市場におけるEVビジネスでの協業に向けた検討を開始した。今回の協業は電動二輪車の開発・製造委託およびバッテリー交換システムの共用に関するもので、年内の正式契約を予定している。
Gogoroの市販車をベースにヤマハブランドの電動スクーターのデザインをヤマハで行い、生産をGogoroに委託する。完成車両はヤマハの現地法人、ヤマハモーター台湾の販路を通じて台湾市場で販売する。第1弾モデルの投入は2019年夏ごろの計画。
バッテリーステーションは、Gogoroエナジーネットワーク社によって、現在までに台湾で750カ所以上に設置され、2019年には1000カ所を超える予定。
三菱ふそう タイに中・大型トラックの組立工場新設
三菱ふそうトラック・バス(本社:川崎市幸区、以下、MFTBC)はこのほど、 タイ・ラヨーン県で同市場向け商用車の組立工場を新設すると発表した。また、「FUSO」ブランドの現地販売代理店のダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・タイランド社(本社:バンコク、以下、DCVT)が、「メルセデス・ベンツ」ブランドの商用車事業を引き継ぎ、商用車専用に統合された組織となる計画も公表した。
MFTBCは1200万ユーロ(4億5000万タイバーツ=約15億円)を投じ、同国中部のラヨーン県経済特区「東部経済回廊(EEC)」に新工場を建設する。着工は2018年10月、竣工は2019年第2四半期を予定。新工場では現在インドで完成車として輸出している中・大型トラックをKD生産する。第一段階として大型トラック「FJ2528C」を同工場で組み立てる。
介護福祉士養成学校の6人に1人が外国人留学生
日本介護福祉士養成施設協会の調査によると、介護福祉士を養成する全国の学校の今年度の入学者が定員を大きく割り込み過去最低となり、6人に1人を外国人留学生が占めていることが分かった。同協会が全国の専門学校や大学など365校を対象に調査した。
その結果、今年度の入学者数は合わせて6856人で定員の44.2%にとどまり、5年連続で前の年を下回り過去最低となった。このうち日本人は5714人と、5年前の半分以下に減少した。一方、外国人留学生は1142人と5年前の21人から急増し、入学者全体の16.7%、6人に1人を占めた。
こうした状況について同協会では、日本人の若い世代が介護の仕事を敬遠する傾向が強まっている一方、昨年から外国人が日本で介護福祉士の資格を取得し、就職先が決まれば在留資格が認められるようになったことや、入学者の減少で運営が厳しくなっている養成学校で、外国人留学生を積極的に受け入れる動きが広がっているためとみている。