大阪労働局によると、4月22日までのおよそ2カ月間に寄せられた新型コロナウイルス関連の企業からの相談は2万3,000件余に上った。主な案件は従業員の雇用を維持した企業に休業手当の一部を助成する「雇用調整助成金」の相談で、1万5,000件余と全体の6割を占めた。このほか、解雇や雇い止めの相談が400件余に上った。
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新型コロナで全国の介護施設858事業所が休業 7都府県は急増
厚生労働省の調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国の高齢者向けの通所介護(デイサービス)や短期入所(ショートステイ)のうち、858事業所が休業していることが4月27日分かった。とくに全国に先駆けて4月7日、緊急事態宣言が出た7都府県では449事業所に上り、4月20日時点の267事業所から1週間で1.7倍に拡大している。
休業の理由について、4月13~19日に休業していた858事業所のうち843カ所が「感染拡大防止のための自主的な判断」を挙げている。その他「自治体からの要請」2カ所、「学校などの休業に伴う人手不足」13カ所。都道府県別では東京121、大阪72、神奈川69、千葉60、埼玉54、福岡51となっている。なお、訪問介護でも51カ所の休業が確認された。