関西電力 電気料金平均5.36%引き下げ
関西電力(本社:大阪市北区)は5月28日、電気料金を7月1日から平均5.36%引き下げることで、経済産業大臣に電気特定小売供給約款等の変更届出を行った。これは大飯発電所3、4号機が再稼働、6月から本格稼働に入ることを踏まえたもの。
JALUX タイで6/9初の日本生鮮卸売市場を開業
JALUX(本社:東京都港区、ジャルックス)はタイに5社で設立した合弁企業「J VALUE CO.,LTD.」により、同国初となる日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」を6月9日、とくに日本食レストランが多いバンコク スクンビット・トンローエリアに開業する。
「日本のいいものを世界へ」というコンセプトのもと、新鮮かつ安全な日本食食材(鮮魚、野菜、果物、牛肉など)を現地のレストラン、ホテル、卸・小売の事業者へ提供していく。
今回の市場開業にあたり、現地法人JALUX ASIA Ltd.(本社:タイ・バンコク)とともに、築地の鮮魚仲卸、亀本商店(本社:東京都中央区)と青果卸、長峰商店(本社:東京都中央区)、名古屋の精肉店、杉本食肉産業(本社:名古屋市中区)との共同出資による合弁会社を設立した。同合弁会社の資本金は4444万タイバーツで、出資比率はJALUX ASIA Ltd.51.0%、JALUX11.5%、亀本商店・長峰商店・杉本食肉産業各12.5%。
ネクストエナジー インドネシア最大級の太陽光発電システム
自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(本社:長野県駒ケ根市)は、インドネシアのPT Indesso Aroma社(本社:ジャカルタ)へ二国間クレジット制度(JCM)を活用した屋根置き太陽光発電システムの導入を支援した。同案件は工場向け屋根置き自家消費太陽光発電システムとして容量585.60KWとインドネシア最大級のもの。
同社は主要機器の提供、設計・施工の技術支援のみならず、二国間クレジット制度の活用に伴う代表申請者として今後10年間、同システムのCO2削減量のモニタリングを行う。全体の施工はPT.MEIDEN ENGINEERING INDONESIAが担当する。
日本紙パルプ インドで古紙再資源化事業を強化、合弁設立
日本紙パルプ商事(本社:東京都中央区)は、インドにおける古紙再資源化事業の強化を目的として、Papyrus Recycling Private Limited(本社:インド西ベンガル州コルカタ)と合弁でOVOL Fibre Solution INDIA Private Limited(本社:インド西ベンガル州コルカタ、以下、OFSI社)を設立、このほど営業を開始した。日本紙パルプ商事グループブランド「OVOL」を社名に冠した初めてのグループ会社となる。
OFSI社の資本金は3800万インドルピー(約6080万円)で、出資比率は日本紙パルプ商事92.1%、Papyrus Recycling Private Limited7.9%。
OFSI社は、主に印刷会社や段ボール加工会社から排出される産業用古紙の取り扱いを拡大し、インドにおける資源循環型社会構築に努めていく。
外国人向け交通カードの29年度販売実績3倍増に
関西の外国人向け交通カード「KANSAI ONE PASS」の平成29年度の販売実績が18万1000枚となり、前年度の約3倍に増えた。
利用実績が大幅に増えたのは、販売価格を引き下げたことや、個人旅行の外国人が増えたためとみられる。また利用者のデータから、約3割が前年度も利用したリピーターとみられ、鉄道各社は引き続き外国人へのPRに力を入れるとしている。
KANSAI ONE PASSは、外国人旅行者の利便性を高めようとJR西日本と関西の私鉄、地下鉄、経済団体などが連携して、平成28年度に導入した。外国人旅行者が移動の際、関西の私鉄やバスをカード1枚でチャージしながら利用できる。
シャープ 外国人技能実習生受け入れ企業向けスマホレンタル開始
シャープは6月下旬から、外国人技能実習生を受け入れる企業向けのスマートフォンレンタルサービス「J-STAY」を開始する。レンタル期間は3年間。中国語(簡体字)、ベトナム語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ポルトガル語、英語、日本語の8カ国語に対応する。
J-STAYは、同社のスマートフォン「AGUOS」とデータ通信用のSIMカードをセットでレンタルするサービス。受け入れ企業は、それらを実習生に貸与することで、日本での生活サポートや実習生との業務連絡、e-ラーニングによる学習支援などにも活用できる。レンタル料金は月額3150~3480円。