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野村HD 中国で合弁による証券会社の設立を申請

野村HD 中国で合弁による証券会社の設立を申請

野村ホールディングス(本店所在地:東京都中央区)はこのほど、中国証券監督管理委員会(CSRC)に対して、合弁による証券会社の設立を申請した。
新たに設立する証券会社は、同社の強みである対面型中心のコンサルティング営業のノウハウを活かし、中国国内の富裕層個人向けウェルネス・マネジメント・ビジネスから事業を開始する予定。それにより商品販売基盤の確立を進め、ホールセール・ビジネスを含めた他のビジネスへと展開し、同社のアジア戦略の中核となるような総合証券会社を目指していく。

日立ソリューションズ インドの農業ITシステムを落札

日立ソリューションズ インドの農業ITシステムを落札

Hitachi India Pvt.Ltd(本社:ニューデリー、以下、日立インド社)と日立ソリューションズ(本社:東京都品川区)は、インドの地理情報システム会社、アムネックス(本社:グジャラート州アフマダバード)と共同で、グジャラート州から農業の収穫予測・被害査定システムを落札した。
このシステムは、衛星画像解析を活用した初の本格的な農業IT化のプロジェクトで、日立ソリューションズの空間情報ソリューション「GeoMation」をベースに開発され、2018年6月から稼働を開始する。

インドネシア・サルーラ地熱IPP事業3号機の商業運転開始

インドネシア・サルーラ地熱IPP事業3号機の商業運転開始

伊藤忠商事、九州電力、国際石油開発帝石などが参画する世界最大級のインドネシア・サルーラ地熱IPP事業がこのほど、3号機の商業運転を開始した。
今回の3号機完工により、当初計画通り3機合計の総出力約330MW(インドネシアでの約210万世帯の使用電力量に相当)での商業運転を開始することになる。これは単一開発契約の地熱IPP(独立発電事業)として、世界最大規模。
このプロジェクトは国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)および市中銀行による、初の新規地熱IPP向けの協調融資案件で、総額約11億7000万米㌦のプロジェクトファイナンスが適用されている。

日中 偶発的衝突回避へ「海空連絡メカニズム」運用へ

日中 偶発的衝突回避へ「海空連絡メカニズム」運用へ

安倍晋三首相と中国の李克強首相の日中首脳会談で5月9日、日中の軍用機や艦艇の偶発的な衝突を避けるため、防衛当局間のホットラインを含めた連絡体制「海空連絡メカニズム」の運用を始めることで合意した。今後、早急に詳細を詰め、6月8日に運用開始する予定。
両国は10年前から連絡体制の確立を協議してきたが、今回ようやく合意に至った。

大阪市の補正予算G20サミット関連などで5億円余

大阪市の補正予算G20サミット関連などで5億円余

大阪市は、2019年6月のG20サミット(主要20カ国首脳会議)会場予定地の改修費など総額5億799万5000円の補正予算案を取りまとめた。
この主な内訳は、サミット会場予定地のインテックス大阪(大阪市住之江区)の空調設備などの改修費用としておよそ2億3600万円、違法な民泊に対する指導を行う「違法民泊撲滅チーム」の人件費などにおよそ9300万円を充てている。
このほか、今年3月に閉鎖された住之江区の「市立住吉市民病院」の跡地で、外来診療を行う診療所への運営交付金としておよそ1億7900万円が盛り込まれている。
この補正予算案は5月15日に開会する市議会に提出される。

日中韓共同宣言に朝鮮半島の”非核化”を明記

日中韓共同宣言に朝鮮半島の”非核化”を明記

日中韓3カ国は5月9日、安倍晋三首相、李克強首相、文在寅大統領による首脳会談で、朝鮮半島の完全な非核化に向けた連携で一致。共同宣言に非核化を明記した。
北朝鮮による日本人拉致問題については「対話を通じて可能な限り早期に解決されることを希望する」とした。経済分野では、アジアのインフラ整備をめぐる協力や日中韓の自由貿易機協定(FTA)交渉の加速などを盛り込んだ。
このほか、3首脳は4月末の南北首脳会談の「板門店宣言」を「評価し、歓迎する」とした文書も発表した。

2019年秋、インド・デリーで「ユニクロ」1号店開業

2019年秋、インド・デリーで「ユニクロ」1号店開業

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営・展開するファーストリテイリングは、2019年秋に南アジア地域への進出の第一歩として、インド・デリーに同国第1号店をオープンする。
まず重点的にデリーでのプレゼンス拡大に努め、その後、同国の他の地域に進出する予定。また、インド市場進出準備の一環として人材育成のためのUMC(ユニクロ・マネジャー候補)プログラムを近々同国で導入する予定。

日本航空 LCCに本格参入へ 近く専門の新会社設立

日本航空 LCCに本格参入へ 近く専門の新会社設立

日本航空は成田空港を拠点に、アジアの主要都市などと結ぶLCC(格安航空会社)の新会社を設立する方針を固めた。近く国土交通省に事業許可を申請する準備を進めているという。
この新会社は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を目途にアジアとの路線を就航させ、その後は欧米との路線に就航することも検討されている。

トライステージ マレーシア衛星放送大手と業務提携

トライステージ マレーシア衛星放送大手と業務提携

ダイレクトマーケティング企業を支援するトライステージ(本社:東京都港区)の子会社JML Singapore Pte.Ltd(本社:シンガポール)は、マレーシアの有料衛星放送最大手アストロ・マレーシア・ホールディングス(本社:マレーシア、以下、アストロ社)傘下のAstro GS Shop Singapore Pte.Ltdと、シンガポールにおける通販事業を共同で開始することで業務提携契約を締結した。
今回の提携により、両社が共同でテレビ、オンライン、モバイルをプラットフォームとする通販番組を運営することになる。また、シンガポールとマレーシアそれぞれのトップ企業同士が強みやノウハウを提供しあい、相乗効果を創造することで両国における通販業界の拡大に貢献する。

大修理中の薬師寺東塔で「心柱」立てる儀式

大修理中の薬師寺東塔で「心柱」立てる儀式

およそ110年ぶりに大掛かりな修理が行われている奈良・薬師寺の国宝、東塔の中心「心柱(しんばしら)」と呼ばれる柱を立てる儀式が5月8日行われた。
僧侶や関係者たちが見守る中、上下に分かれている「心柱」のうち、高さおよそ13㍍ある上の部分の柱がクレーンで吊り上げられ、宮大工たちが慎重に位置を調整しながら下の柱とつなぎ合わせた。
薬師寺東塔は1300年前の創建時から残る34㍍の国宝の三重塔で、9年前から解体修理が進められており、現在作業は一度解体した塔を組み立て直す段階に入っている。薬師寺東塔は2020年4月に落慶法要が営まれる予定。