シナネン 海外事業基盤構築へタイに現地法人設立
シナネン(本社:東京都港区)は、海外事業基盤を構築するためタイに投資および管理・監督を行う統括会社「Siam Sinanen Co.,Ltd.」を設立した。
4月中をめどに統括会社およびシナネングループから出資する事業会社、「Sinanen(Thailand)Co.,Ltd.」(仮称)を設立し、エネルギーソリューション事業を開始する。また、ASEAN諸国への事業展開も視野に入れる。
郵船ロジ ベトナム・ダナンに日系物流企業初の自社倉庫
郵船ロジスティクスのベトナム法人Yusen Logistics(Vietnam)Co.,Ltd.は、ベトナム中部ダナンに約1万平方㍍の自社倉庫を新設し、4月から営業を開始した。ベトナム中部における自社倉庫は日系物流企業初という。
ダナンはベトナムの2大消費地、ハノイとホーチミンのほぼ中間に位置している。ベトナム中部の経済の中心都市として人口は急増。電子電気関連品に加え、様々な生活資材や食材の保管、配送需要が高まっている。
また、ダナンはASEAN域内の関税撤廃ににより活性化が見込まれる東西経済回廊ルートの東の玄関にあり、さらなる物流需要が見込まれている。
平等院鳳凰堂が初のサクラのライトアップ
京都府宇治市の平等院鳳凰堂で4月5日から、サクラのシーズンでは初めてとなるライトアップの一般公開が始まった。一般公開は4月9日までの午後6時半~午後9時まで行われる。
世界遺産に登録されている平等院は外国人にも人気が高い。周辺店舗からも観光を盛り上げたいとの要望を受け実施することになった。
平等院は4年前に改修されており、ライトアップされると昼間はそれほど感じない、創建当時の色合いを取り戻した鳳凰堂がひと際赤く照らし出される。また、鳳凰堂の前に広がる池の対岸に植えられている、枝垂桜(しだれざくら)がいま見ごろを迎えていて、夜空を背景に、そして池に映るサクラと鳳凰堂の幻想的な姿が楽しめる。
三菱ケミカル 東南ア樹脂事業拡大へシンガポールに拠点
三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は、ASEAN地域およびインドにおける機能性樹脂事業の規模拡大に向け、シンガポールに統括会社を設置する。熱可塑性エラストマー、塩ビコンパウンド、機能性オレフィン等の製造・販売、ASEAN地域およびインドの域内統括を担う。
シンガポールの連結子会社アプコシンガポール(以下、APS)に、ASEAN地域およびインドにおける機能性樹脂事業関連グループ会社の戦略的マネジメント機能を担わせ、4月1日付でAPSの社名を「三菱ケミカル パフォーマンスポリマーズ アジアパシフィック」(以下、MCPP Asia Pacific)に変更する。