サンゲツ シンガポール内装材販売会社の株式70%取得
サンゲツ(本社:名古屋市西区)はこのほど、シンガポールの内装材販売会社のグッドリッチ・グローバル・ホールディングスの過半数以上の株式を取得する契約を、同社株主との間で締結した。取得価額は2920万シンガポールドル。この結果、サンゲツの所有割合は70%を占めることになる。
レオパレス21 カンボジアで初の海外自社開発物件
レオパレス21(東京都中野区)は12月21日、カンボジアの首都プノンペンでサービスアパートメント「グランフェルテ プノンペン」をグランドオープンした。これは同社初の海外自社開発物件。所在地は高級住宅街「トゥールコックエリア」で、経済特区まで約16㌔、空港まで約7㌔、ビジネス中心部まで約4㌔と利便性に優れたロケーション、生活環境も整備された立地にある。
建物は地下1階、地上14階で総客室数56室。設備・サービスは家具・家電(テレビ、ソファーセット、ダイニングテーブル・イス、エアコン、冷蔵庫など)の完備はもちろんのこと、24時間セキュリティ、フィットネスジム、多目的ラウンジ、地下パーキング、ルームクリーニング、朝食サービスなど多彩なサービスを日本と同等のクオリティで用意している。
平城宮跡から大規模な”洗い場”の遺構 宴の準備施設跡か
奈良市の平城宮跡で、大規模な”洗い場”の跡とみられる遺構が見つかった。発掘調査を行った奈良文化財研究所によると、「続日本紀」などの古代の歴史書に、この付近で天皇や貴族が盛大な宴を催したとの記述があることから、宴の準備をするための施設だったのではないかとみている。
今回遺構が見つかったのは、平城宮跡の東にある皇太子の宮殿などがあった東院地区で、4㍍四方の巨大な井戸の跡と、井戸の水を流したとみられる幅1㍍ほどの溝の跡が見つかった。溝は井戸から近くにある建物跡に続いていて、周辺からは奈良時代の食器やたらいといった、食事に関連する土器などが数多く見つかった。平城宮跡で洗い場の跡が見つかったのは初めて。