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サンゲツ シンガポール内装材販売会社の株式70%取得

サンゲツ シンガポール内装材販売会社の株式70%取得

サンゲツ(本社:名古屋市西区)はこのほど、シンガポールの内装材販売会社のグッドリッチ・グローバル・ホールディングスの過半数以上の株式を取得する契約を、同社株主との間で締結した。取得価額は2920万シンガポールドル。この結果、サンゲツの所有割合は70%を占めることになる。

味の素 韓国の農心と合弁で粉末スープ会社設立

味の素 韓国の農心と合弁で粉末スープ会社設立

味の素(本社:東京都中央区)は、韓国の農心(本社:ソウル)と合弁による粉末スープ生産会社設立に合意し、合弁事業契約を締結した。資本金は130億ウォン(約13億円)で、出資比率は味の素51%、農心49%。合弁会社は2018年1月、韓国の京畿道(キョンギド)に設立予定。
2019年9月に個食粉末スープ「VONO(R)」(ヴォーノ)発売を目指す。これにより、今後韓国におけるコンシューマー食品事業拡大を加速する。

双日建材 インドネシアで内装用建材の販売・施工管理会社

双日建材 インドネシアで内装用建材の販売・施工管理会社

双日の100%出資子会社、双日建材(本社:東京都千代田区)は、インドネシアの木質内装建材メーカー、ニッポ・テック・スジャテラ(以下、NT)および同国で内装・施工を手掛けるバトゥラ・マス(以下、BM)とともに、同国の内装用建材の販売および施工管理会社、双日ニッポー・インドネシア(以下、SNI)を設立することで合意し、契約を締結した。
新会社SNIは2018年2月設立予定で、資本金は400億ルピア(約3億2000万円)。株主構成は双日建材65%、NT25%、BM10%。

郵船ロジ タイ・インドネシア向け設備一貫輸送サービス

郵船ロジ タイ・インドネシア向け設備一貫輸送サービス

郵船ロジスティクス(東京都港区)は、タイ・インドネシア向けの設備一貫輸送サービスを11月から販売強化した。
これは、コンテナ船を利用した設備輸送を、工場搬出から現地での据え付け・レベル出し作業までワンストップサービスで提供するもの。今回のパッケージサービスは、設備の大きさや形にかかわらず、コンテナ船で輸送可能な設備が対象になる。

レオパレス21 カンボジアで初の海外自社開発物件

レオパレス21 カンボジアで初の海外自社開発物件

レオパレス21(東京都中野区)は12月21日、カンボジアの首都プノンペンでサービスアパートメント「グランフェルテ プノンペン」をグランドオープンした。これは同社初の海外自社開発物件。所在地は高級住宅街「トゥールコックエリア」で、経済特区まで約16㌔、空港まで約7㌔、ビジネス中心部まで約4㌔と利便性に優れたロケーション、生活環境も整備された立地にある。
建物は地下1階、地上14階で総客室数56室。設備・サービスは家具・家電(テレビ、ソファーセット、ダイニングテーブル・イス、エアコン、冷蔵庫など)の完備はもちろんのこと、24時間セキュリティ、フィットネスジム、多目的ラウンジ、地下パーキング、ルームクリーニング、朝食サービスなど多彩なサービスを日本と同等のクオリティで用意している。

平城宮跡から大規模な”洗い場”の遺構 宴の準備施設跡か

平城宮跡から大規模な”洗い場”の遺構 宴の準備施設跡か

奈良市の平城宮跡で、大規模な”洗い場”の跡とみられる遺構が見つかった。発掘調査を行った奈良文化財研究所によると、「続日本紀」などの古代の歴史書に、この付近で天皇や貴族が盛大な宴を催したとの記述があることから、宴の準備をするための施設だったのではないかとみている。
今回遺構が見つかったのは、平城宮跡の東にある皇太子の宮殿などがあった東院地区で、4㍍四方の巨大な井戸の跡と、井戸の水を流したとみられる幅1㍍ほどの溝の跡が見つかった。溝は井戸から近くにある建物跡に続いていて、周辺からは奈良時代の食器やたらいといった、食事に関連する土器などが数多く見つかった。平城宮跡で洗い場の跡が見つかったのは初めて。

社会保障費1.5%増の32兆9732億円と過去最大に 18年度予算案

社会保障費1.5%増の32兆9732億円と過去最大に 18年度予算案

政府は12月22日、総額97兆7128億円(前年度比0.3%増)の2018年度予算案を閣議決定した。6年連続で過去最大を更新した。高齢化の進行に伴い、増え続ける社会保障費が32兆9732億円と前年度比1.5%増えた結果、歯止めがかからなかった。
社会福祉関連では、政府が掲げる「人づくり革命」関連予算として待機児童解消に向けた保育所などの整備に企業の拠出金も含め1231億円計上した。これにより、8.5万人が新たに保育所などには入れるようになる。

三十三間堂 1001体の千手観音像の修復完了

三十三間堂 1001体の千手観音像の修復完了

40数年にわたって少しずつ進められてきた、京都・三十三間堂(京都市東山区)の国の重要文化財に指定されている1001体の千手観音像の修復が12月22日、すべて終わり、最後の9体が堂内に運び込まれた。
修復では長年にわたり付着したほこりを取り除いたうえ、表面の金箔がはがれるのを防ぐため、にかわを塗るなどの処置が施されたという。その結果、いずれも落ち着いた黄金色の輝きを取り戻した。
千手観音像の修復は、昭和48年度から文化庁の補助金を含め、およそ9億2300万円をかけて毎年少しずつ行われ、45年目の今年ようやく完了したもの。

百十四銀行 東南ア進出支援でクロスコープと業務提携

百十四銀行 東南ア進出支援でクロスコープと業務提携

百十四銀行(本店:香川県高松市)は、顧客企業の東南アジア進出支援を目的として、CROSSCOOP SINGAPORE PTE LTD(以下7、クロスコープ)と業務提携した。
クロスコープはシンガポールをはじめ、グループ全体でベトナム、フィリピン、タイ、インド、インドネシアでレンタルオフィスを展開し、東南アジアで広範な情報ネットワークと進出サポートを実績を持つ。クロスコープとの提携は、同行が四国の金融機関として初。

住友金属鉱山 フィリピンでクロマイト回収事業に参入

住友金属鉱山 フィリピンでクロマイト回収事業に参入

住友金属鉱山(本社:東京都港区)は、子会社のタガニートHPALニッケル社(所在地:フィリピン・ミンダナオ島、以下THPAL)にクロマイトの回収プラントを建設し、2020年より生産を開始する予定。今回の事業化に関する投資額は3100万米㌦の見込みで、製造能力は年間10万5000㌧(クロマイト量)。
同社はニッケル・コバルトのみならず、スカンジウムやクロマイとなどの副産物を効率的に回収することで、同社ののHPAL技術(高圧硫酸浸出法)のコスト競争力を高める。