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大阪の冬の風物詩「御堂筋イルミネーション2017」始まる

大阪の冬の風物詩「御堂筋イルミネーション2017」始まる

大阪市内中心部を南北に貫く御堂筋の冬の風物詩となった「御堂筋イルミネーション2017」が11月12日、始まった。イチョウ並木や沿道にそびえたつ建物を華やかな光が包み込み、歩行者天国となった御堂筋を大勢の人が歩いた。
梅田から難波に続く約4㌔㍍の区間を8つに分け、「水都ブルー」「御堂筋パープル」などエリアごとに色分けして演出。梅田エリアでは御堂筋完成80周年を記念し、5色のイルミネーションが木々を彩る「五色の星屑(ほしくず)」も新設された。12月31日まで。

双日 フィリピンの2つの工業団地を代理販売

双日 フィリピンの2つの工業団地を代理販売

双日はフィリピンの工業団地開発運営会社最大手のフィリピン・サイエンスパーク(以下、SPPI)との間で、SPPIが開発中のフィリピン国内2カ所の工業団地の販売代理契約を締結した。
双日はSPPIが持つライト・インダストリー・サイエンス・パーク(以下、LISP)Ⅳおよび、ヘルモサ・エコゾーン工業団地(以下、HEIP)の2つの工業団地を販売する。LISPⅣはマニラから南へ車で1時間圏内で、高速IC至近の日系企業の進出が盛んなエリアにある。HEIPはスービック国際港、クラーク国際空港に近接し、ロジスティクス拠点として優位性があるルソン島北部に位置している。

バンドー化学 タイ・バンコクに戦略拠点の新会社

バンドー化学 タイ・バンコクに戦略拠点の新会社

バンドー化学(本社:神戸市中央区)は、アジア市場における事業の推進と業務のさらなる効率化を図るため、タイ・バンコクで100%出資による新会社「Bando Asia&Pacific Co.,Ltd.」を設立し、事業を開始する。新会社の資本金はは1100万タイバーツ(約3800万円)で、2018年1月に事業開始する予定。
設立当初はASEAN諸国およびインドのグループ会社に対する業務支援と原材料調達の役割を担い、その後段階的にマーケティングと販売促進、製品開発および域内の物流機能の統括へと業務を拡充させ、アジア大洋州市場における事業戦略の推進を図っていく予定。

近畿の企業倒産6カ月連続で前年上回る 10月13%増

近畿の企業倒産6カ月連続で前年上回る 10月13%増

帝国データバンクによると、近畿2府4県で10月に1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は201件で、前年同月に比べ23件(12.9%)増えた。倒産件数が前年同月を上回るのは6カ月連続となる。
業種別では繊維や飲食店など個人消費に関連する業種で倒産が目立つほか、建設では原材料の高騰や人手不足を補うための給与の引き上げで、採算が悪化するケースもあるという。一方、負債総額は220億8500万円で、前年同月と比べ47万7400円(17.8%)減少した。
帝国データバンクでは「短期的に倒産が急増するリスクは低いとみられるが、業績の改善が進まない中小零細企業を中心に緩やかに倒産が増加する可能性がある」とみている。

RCEP年内合意断念 閣僚会合で継続交渉を確認

RCEP年内合意断念 閣僚会合で継続交渉を確認

東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉に参加する16カ国は11月12日、フィリピン・マニラで閣僚会合を開き、当初目標としていた年内の合意を断念、2018年以降も交渉を継続することを確認した。同会合に出席した世耕弘成経済産業相が会合後、明らかにした。
18年は閣僚・事務レベルともに交渉回数を増やし、まずは15に上る交渉分野の重点項目について、早期の進展を図る。ただ、参加国の間には多くの課題がある。例えば貿易自由化交渉で、自国市場の保護を優先するインドや中国と、高水準の貿易自由化を求める日本やオーストラリアなどとの間になお溝がある。
RCEPは日本や中国、インド、ASEAN諸国などが参加し、妥結すれば域内最大級のメガ自由貿易協定(FTA)になる。

日本空港ビルデング11/11から中国の越境ECサイトに出店

日本空港ビルデング11/11から中国の越境ECサイトに出店

日本空港ビルデング(東京都大田区)は11月11日から、中国の越境ECサイト「Kaola.com」に直営EC店舗「羽田空港海外旗艦店」を出店した。パートナー企業として、中国への商品輸出に実績のある大河実業、中国に保税倉庫を持ちサイト運営も手掛ける優貝国際貿易公司が協力する。
訪日外国人の中でも大きなシェアを占める中国人の顧客が、帰国後も気軽に羽田空港が勧める人気の食品や雑貨を購入できる環境を用意する。同店では取扱商品を順次拡大していく予定。
2016年における日本から中国への越境EC取引額は1兆円を超えており、経済産業省の調査結果では2020年には1.9兆円を超える見込み。

ヤクルト 中国江蘇省無錫市に新生産棟 19年6月稼働

ヤクルト 中国江蘇省無錫市に新生産棟 19年6月稼働

ヤクルト本社は中国江蘇省無錫市にある工場の敷地内に、主力商品「ヤクルト」などを製造する新生産棟を建設する。2018年1月に着工し、19年6月に稼働する予定。
現在1日当たり220万本の生産能力があるが、健康意識の高まりやブランドの浸透に伴い需要が堅調なことに対応する。新生産棟の建設により生産能力は300万本に増える見通し。
ヤクルト本社は、中国では上海や広州などにも生産拠点を保有している。

ジーテクト 中国湖南省長沙市にWAPAC第二工場

ジーテクト 中国湖南省長沙市にWAPAC第二工場

ジーテクト(本社:さいたま市)は、Wuham Auto Parts Alliance Co.,Ltd.(中国湖北省武漢市、略称WAPAC)の第二工場を、湖南省長沙市に新設する。自動車用部品納入先の湖南省長沙市の広汽三菱社の生産能力拡大に呼応、ジーテクトとして物流効率改善による収益向上を目的に今回、WAPACの第二工場として湖南省長沙市に溶接組立工場を新設することにした。
建屋面積は約6900平方㍍、、総投資額は約4500万元。2018年4月の操業開始を予定。

ユナイテッド インドネシアのKrio社へ出資

ユナイテッド インドネシアのKrio社へ出資

ユナイテッド(本社:東京都渋谷区)は、インドネシアのニュースキュレーションアプリ「Krio(クリオ)」を運営するPT.Krio(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、Krio)の株式を取得することで合意した。
Krioはグノシー(本社:東京都港区)の投資先でもあり、ユナイテッドはグノシーとも協働し、これまで培ってきたアドテクノロジー領域における知見を活かしつつ、Krioにおける広告事業において連携していく。

銀閣寺の国宝「東求堂」公開 現存最古の四畳半の間

銀閣寺の国宝「東求堂」公開 現存最古の四畳半の間

室町時代の八代将軍、足利義政が隠棲したとされる銀閣寺(慈照寺、京都市左京区)が、境内にある国宝建造物「東求堂(とうぐどう)」を公開している。現存最古といわれる四畳半の間「同仁斎(どうじんさい)」や義政の座像などが訪れる人たちを中世の東山文化に誘っている。
東求堂は文明18(1486)年の建立。入母屋造り、檜皮葺(ひわだぶ)きで、義政の持仏堂だった。4つの部屋のうち、仏間には阿弥陀如来立像とヒノキの寄せ木造りの義政像があり、そこから銀閣(観音殿)や白砂を盛った「銀沙灘(ぎんしゃだん)」が見える。
同仁斎には付書院の中央に硯(すずり)と硯屏(けんびょう)が置かれ、巻物、筆、墨、水差し、印箱などが並べられている。中国画を鑑賞するための秘伝書「君台観左右帳記」に描かれた室町時代の座敷飾りを再現しているという。公開は11月30日まで。