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セレッソ大阪 初のタイトル「Jリーグカップ」制す

セレッソ大阪 初のタイトル「Jリーグカップ」制す

セレッソ大阪は11月4日、サッカーJ1の国内3大タイトルの一つ、Jリーグカップの決勝で、川崎フロンターレを2対0で破って優勝し、クラブとして初めてのタイトルを獲得した。
Jリーグカップの決勝戦は埼玉スタジアムで行われ、両者がともにクラブとして初タイトルを目指した。セレッソ大阪は試合開始直後に日本代表のフォワード、杉本健勇選手のゴールで先制。その後の川崎フロンターレの攻撃をしのぎ、後半のアディショナルタイムにもカウンター攻撃から、ミッドフィールダーのソウザ選手のゴールで追加点を奪い突き放した。
セレッソ大阪は平成7年にJリーグに参入して以来23年目で悲願の初タイトルを手にした。最優秀選手には杉本選手が選ばれた。

介護職の80%がいぜん「不満」低賃金改善されず

介護職の80%がいぜん「不満」低賃金改善されず

日本介護クラフトユニオンが3~4月、介護施設で働く組合員計4277人を対象に実施した調査によると、月給制で働く介護施設職員の約80%が働くうえで「不満」を感じ、その理由として「賃金が安い」が最多だったことが分かった。
国は、慢性的な人出不足状態にある介護職員の処遇改善を政策に掲げ、施策を講じてきているが、介護現場の職員レベルにはまだまだ不十分な実態が明らかになった。
調査には月給制職員1854人と、時給制職員1002人が回答した。月給制職員のうち79.7%が「働くうえで不満がある」と回答。理由は「賃金が安い」が56.3%で最も多く、「仕事量が多い」「何年たっても賃金が上がらない」が続いている。また、73.9%が「働くうえで不安がある」と答え、理由は「将来が不安」が最多だった。

ダビンチ 「幻の作品」ニューヨークで公開

ダビンチ「幻の作品」ニューヨークで公開

ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダビンチが代表作「モナリザ」に先立つ1500年ごろに制作したとみられる「サルバトール・ムンディ」という油絵が、今月ニューヨークでオークションにかけられるのを前に11月3日、メディアなどに公開された。
この作品は、深い青色のローブを身に着けたキリストが、祝福するように右手をあげ、左手に水晶を持っている姿が描かれている。17世紀にイギリス王室が所有していたが、18世紀半ばに所在が分からなくなり、1900年に見つかった後も、これはダビンチの作品ではないとされ、2011年にようやく専門家の鑑定によってダビンチのものと確認された。
オークション会社によると、現存するダビンチの16作品のうち、この作品だけ個人が所有しているということで、今月15日に行われるオークションでは1億㌦から1億5000万㌦、日本円でおよそ114億円から170億円で落札されると予想されている。

住友林業 インドネシア住宅市場に参入 初の戸建分譲事業

住友林業 インドネシア住宅市場に参入 初の戸建分譲事業

住友林業(本社:東京都千代田区)は100%子会社のSumitomo Forestry(Singapore)Ltd.(以下、SFS)を通じ、インドネシアで戸建分譲住宅事業を開始する。同事業は同国の上場不動産開発会社Pt.Summarecon Agung Tbk(以下、スマレコン社)との共同事業で、プロジェクトの総投資予定額は約3000万米㌦。
このプロジェクトはジャカルタ郊外の西ジャワ州ブカシで約160戸の戸建住宅を建設・販売するもので、東南アジアでは同社初の戸建住宅分譲事業。2021年中の販売完了を目指す。スマレコン社との合弁の特定目的会社への出資比率はスマレコン社51%、SFS社49%。敷地面積は約4万4000平方㍍、鉄筋コンクリート造、地上2階建て。

新日鉄住金の中国合弁 鋼材生産出荷で累計300万㌧達成

新日鉄住金の中国合弁 鋼材生産出荷で累計300万㌧達成

新日鉄住金の中国ブリキ(電気錫めっき鋼板)製造・販売合弁会社、広州太平洋馬口鉄有限公司(以下、PATIN社)は9月30日に1997年4月の操業開始からの累計生産出荷量300万㌧を達成した。
PATIN社は2006年7月に累計100万㌧、2011年11月に同200万㌧を達成、そして20年を迎えた今年、累計300万㌧に達した。
中国では個人消費の伸び、食生活の成熟化等に伴い、今後さらに食缶、粉ミルク缶等の需要が増大すると見込まれている。

ソフトバンクとSBクラウド 中国拠点持つ企業に「Alibaba Cloud」

ソフトバンクとSBクラウド 中国拠点持つ企業に「Alibaba Cloud」

ソフトバンクは、SBクラウドと協力し11月1日から中国に拠点を持つ企業を対象に、高性能で拡張性の高い中国市場シェアNo.1のクラウドサービス「Alibaba Cloud」の提供を開始した。また、高速で安定したクラウド間の通信を実現するAlibaba Cloud専用の接続サービス「Express Connect」も併せて提供する。
Alibaba Cloudはアリババグループの全ECサービスを支えるコンピューティングプラットフォームで、複数のデータセンターを持つ提供エリアが中国本土に7カ所、全世界に15カ所ある。
日本国内では2016年12月から、SBクラウドがAlibaba Cloudの日本国内データセンター運用やサービスのローカライズ、日本語サポートの提供を開始している。ソフトバンクはAlibaba Cloudの各種仮想サーバーサービスとExpress Connectの提供のほか、今後は閉域網からAlibaba Cloudに直接ネットワークが接続できる「ダイレクトアクセス」を提供する。

鹿島 シンガポール国立中間ケア総合病院の新築工事を受注

鹿島 シンガポール国立中間ケア総合病院の新築工事を受注

鹿島(東京都港区)のアジア統括現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア社(シンガポール、以下、KOA)はこのほど、シンガポール保健省発注の国立中間ケア総合病院(以下、ICH)新築工事を一般競争入札の結果、約206億円で受注した。建設地はシンガポール・ノベナ地区、建物規模はSRC/RC/S造、地下4階、地上17階建て、施工延床面積9万8802平方㍍。
このプロジェクトはシンガポール政府が掲げる市街中心地北側ノベナ地区一帯を医療都市として開発する「ヘルスシティ・ノベナ」構想の一つで、ICHは既存の大型総合病院である国立タントクセン総合病院や、現在KOAが施工中の国立伝染病センターに隣接して建設される。

大阪市が「総合区」素案の住民説明会を開始

大阪市が「総合区」素案の住民説明会を開始

大阪市は北区で11月3日、市を残したまま市内24区を8区に再編して区の権限を強める「総合区」制度に関する初めての住民説明会を開いた。12月23日まで市内24区で1回ずつ実施する。
素案は、総合区に一般市並みの権限を与え、保育所や公園・道路といった住民生活に密接した事務や担当職員を市の各局から移すことなどを柱にしている。市を廃止して東京23区のような特別区を設ける「大阪都構想」の対案として、市が8月に公表したものだ。
説明会には住民ら約130人が参加。市の担当者は、区長の判断で使える予算の拡大により、地域ごとに特色ある行政運営ができる点などを説明した。参加者からは「行政が円滑に動いてくれるようになるのなら、総合区の導入を歓迎したい」などの意見が出る一方、「これまでの地域のコミュニティーなどが壊されないか心配」の声も。また、「利便性などのメリットだけでなく、予想されるデメリットについも、もっと説明してほしかった」などの注文も出ていた。

野村HD 社員の「仕事と介護の両立支援宣言」

野村HD 社員の「仕事と介護の両立支援宣言」

野村ホールディングスのグループ・ダイバーシティ&インクルージョン推進委員会は、今後増加が予想される家族などの介護に直面する社員が、安心して働き続けることができる職場づくりに取り組むことを目的に、「仕事と介護の両立宣言」を採択した。

住友商事・大同特殊鋼 中国で高級工具鋼事業拡大へ

住友商事・大同特殊鋼 中国で高級工具鋼事業拡大へ

住友商事(本社:東京都中央区)と大同特殊鋼(本社:名古屋市東区)は、中国における高級工具鋼流通加工事業の拡大を目的として、今回中国江蘇省無錫市に合弁で、無錫頂鋒日嘉金属制品有限公司(以下、無錫頂点鋒日嘉)を設立することに合意した。新会社の資本金は2000万米㌦で、出資比率は住友商事81%、大同特殊鋼19%となる。
無錫頂鋒日嘉は増大する工具鋼需要を的確に捕捉し、金型メーカーの前加工対応・短納期といった高度化する要請に柔軟に応えるべく、金型メーカーの集積地の一つである江蘇省無錫市に新たに設立し、加工能力・在庫スペースを拡充させ、2018年半ばを目途に商業生産・販売を開始する予定。
工具鋼は工業製品部品の製造に用いる金型の素材であり、中国はその世界最大の市場。中国の金型生産高は2015年で2000億元(約3.3兆円)、2020年には2500億元(約4.1兆円)に達する見通しだ。中でも高級工具鋼は、高い強度や耐熱性が要求される自動車部品用の鍛造用金型や鋳造用金型、高光沢と意匠性が求められる高級樹脂用金型といったハイエンドな金型向けに今後需要拡大が見込まれている。