東京メトロ 訪日外国人客向け車両内無料Wi-Fi拡大
東京メトロ(本社:東京都台東区)は、現在一部の車両のみで提供している訪日外国人か客向けの車両内無料Wi-Fiサービスを、2020年夏までに東京メトロ全路線全保有車両へ導入する。
すでに稼働している銀座線1000系(一部編成)と日比谷線13000系に加え、2017年10月末からは東西線、11月からは千代田線、2018年度中に丸ノ内線(新型車両)へ順次導入し、その他の路線も含め、2020年夏までに東京メトロ全路線全保有車両に導入する予定。
西鉄 ベトナム・ハイフォンで合弁で住宅開発事業
西日本鉄道(本社:福岡市中央区)は、ベトナム・ハイフォン市でVietnam Singapore Industrial Park and Township Development JOINT STOCK COMPANY(本社:ハノイ市、以下 VSIP JSC)と共同で住宅開発事業を手掛ける。
今回のプロジェクトは合弁会社への出資比率が西鉄70%、VSIP JSC30%と、同社としては初のマジョリティ出資となる。VSIP JSCが開発を進める約1600㌶の大規模工業団地「VSIPハイフォン」内の一角(約9.5㌶)で、分譲タウンハウス(連棟式住宅)458戸と戸建て住宅61戸の開発を主導する。平成30年4月着工、同30年7月販売開始、同31年9月竣工の予定。総事業費は約9000億ベトナムドン(約45億円)。
西鉄はベトナム・ホーチミン市で4件の住宅開発プロジェクトを手掛けている。ハイフォン市はベトナム北部最大の港湾都市で、人口約200万人を擁する。日系企業の進出も多く、堅調な経済成長と人口増加が続き、高い住宅需要が見込まれている地域。
三菱マテリアル「天津テクニカルセンター」リニューアルオープン
三菱マテリアル(東京都千代田区)の加工事業カンパニーは、中国国内の切削加工ユーザーに対する技術サポート強化を目的に中国・天津市の「天津テクニカルセンター」を移転し、設備を拡充のうえ、リニューアルオープンした。
同センターでは、マシニングセンターやNC旋盤、各種測定機器を常設しており、ユーザーの要望に応じた加工方法の提案を行うとともに、ワーク形状およびユーザーが使用する工作機械を踏まえた切削加工のCAM/CAE解析・シミュレーションを行うことで、部品ごとの加工方法を提案する。同センターのリニューアルオープンにより、中国自動車メーカーをはじめとする中国マーケットへのアプローチを強化していく。
タイなど3カ国から若者80名訪日 対日理解促進交流
対日理解促進交流プログラムの第7陣として、タイ、ミャンマー、ラオスの3カ国から合わせて約80名が10月31日、訪日する。これはJENESYS2017の一環として、これら3カ国の将来を担う若者を招聘し、科学・環境・防災技術交流および文化交流などを通じて日本への理解を深めてもらおうというもの。
タイから高校生・専門学校生約30名、ミャンマーの大学生約35名、ラオスの高校生・大学生約15名が訪日、11月7日までの日程で、東京都内での講義聴講後、3つのグループに分かれて兵庫県、岩手県、熊本県を訪問。地方自治体を表敬、関係者らとの交流や意見交換を行う。また、歴史的建造物の視察やホームステイ等の文化体験等を通じて、日本の魅力に直接触れる機会を持つ。