日・フィリピン間通貨スワップ取極改正 内容深化
財務省および日本銀行によると、日本銀行とフィリピン中央銀行は第3次二国間通貨スワップ取極(BSA)を、その内容を深化させたうえで延長し10月6日、改正第3次取極が発効した。
同取極の交換上限額は、フィリピンが120億米㌦相当、日本が5億米㌦となる。今回の改正によって、フィリピンは自国通貨(フィリピン・ペソ)を米ドルに加えて、日本円とも交換することが可能となった。
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D2C シンガポールGushCloudと資本業務提携
D2C(本社:東京都中央区)は、インバウンド向けマーケティング事業のサービス拡充のため、東南アジアを中心に世界8カ国でインフルエンサー・マーケティングを手掛けるGushCloud Pte Ltd(本社:シンガポール)および日本法人GushCloud Japan(以下、GCJP)と資本業務提携した。
GushCloudは、東南アジア圏(シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア)や米国を中心に、各国で多大な知名度や影響力を持つトップインフルエンサー40名(合計フォロワー数1.5億人)のほか、パートナーインフルエンサー1万2000名が所属しており、その延べフォロワー数は4億人を超えるネットワークを持つ大手インフルエンサー・マーケティング企業。
2016年の訪日外国人数は2400万人に達したが、既述の6カ国からは合計で251万人に上り、韓国、中国、台湾、香港に次ぐ規模となっている。これらの国々は人口も多く、高い経済成長が見込まれることから、今後もさらなる来日客の増加とそれに伴うインバウンド需要の高まりが期待される。
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東大寺東塔 回廊は格式高い複廊・幅6㍍と判明
東大寺などは10月3日、奈良・東大寺の東塔を囲む回廊が、中に2つの通路が並行する複廊の構造だったことが分かったと発表した。
奈良文化財研究所、奈良県立橿原考古学研究所の調査団によると、鎌倉時代に再建された東塔のうち南側の南面回廊跡で、回廊の柱を立てた礎石の穴が見つかった。その並び方などから回廊には通路が2つあり、全体で幅約6㍍だったことが判明した。
南面回廊跡の中心には南門の遺構もあり、門の柱を立てた礎石の穴が12個見つかった。東西方向に4本、南北方向に3本並んでいたとみられる。門の東西の柱の間隔は中央約4.5㍍、左右約4.2㍍で幅は約13㍍。南北の柱の間隔は約3.6㍍ずつで、幅は約7㍍。これは京都市の東寺の国宝、蓮華門などに匹敵する大きさだという。
JR東日本 シンガポールに「東南ア営業センター」
東日本旅客鉄道(JR東日本)は10月3日、シンガポールに「JR東日本東南アジア営業センター」を開設すると発表した。同センターは、東南アジアにおいてインバウンド向け鉄道パス、旅行商品等の販売促進を図り、訪日旅行需要の拡大を目指す拠点となるもの。開設日は2017年12月1日。
また、北海道旅客鉄道(JR北海道)と共同で、2018年2月1日~2019年4月13日を利用期間とする、インバウンド新商品「JR Tohoku-South Hokkaido Rail Pass」を発売する。発売は2018年1月5日から。海外発売価格は大人1万9000円、小児9500円。フリーエリア内の特急(新幹線含む)・急行・普通列車の普通車指定席が乗り降り自由。
このほか、渋谷駅西口に「JR EAST Travel Service Center」を新たに開設し、訪日外国人旅行者の受入体制を拡充する。営業開始は2017年12月3日。営業時間は10時~18時30分。年中無休・対応言語は英語。運営会社はびゅうトラベルサービス。
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りそな銀など比貿易産業省と投資促進協力の覚書
りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行は10月3日、フィリピン貿易産業省(以下、DTI)との間で、「投資促進への協力に関する覚書」を締結した。
りそなグループはこれまで、りそな銀行とフィリピン経済区長(以下、PEZA)、りそなグループ3社と地場有力銀行リサール商業銀行との間で、業務提携契約(本店ジャパンデスクに人員派遣)を締結するなど国内の中堅・中小企業の同国への進出サポートに取り組んできたが、今回この体制をさらに強化する。
今回の提携を機にフィリピン政府高官を招聘したセミナーの開催や現地情報ソースの多様化、ビジネスマッチング機会の拡充を図っていく予定。
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